「やめたいんです…」って言わせないためには?
組織マネジメントコーチの山本です。
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「新人のマナーや心構えがなっていない!」
「2〜3年目がすぐ辞める」
「中堅に主体性がない」
こんな階層ごとの課題ってありませんか?
解決したいですよね。
その方法として
僕たち研修講師を使うという選択を
されることが多いのですが…
(心から感謝しています!)
でも!
意外と見当違いなことをしている
病院がたくさんあります!
悩ましい階層へ
直接指導して変えようとする方法です。
例えば、
新人研修、2〜3年目研修、中堅看護師研修。
つまり、
上記で例に挙げた課題に対する研修です。
「普通、そうじゃないの!?」
と思われるかも知れません。
確かに効果はありますので、
やって損はありません。
でも、これまで10年以上にわたって
800件以上の研修をしてきて
『違う』と断言できます。
その階層別研修の後を考えればわかります。
新人研修をして敬語やあいさつを覚えても
先輩方のやり方を見ているうちに
だんだん元に戻るのです。
2〜3年目研修も、中堅研修も同じです。
研修中や直後は意気込んでくれますが、
職場に戻って、上の人を見ているうちに…
「そこまでやる必要はないか…」
と、意気消沈してしまう人が圧倒的に多いのです。
いわば、
『研修のリバウンド』です。
さて、
組織改革の鉄則をお伝えします。
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組織は上から順に変わっていく
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上記の鉄則に照らして考えると、
悩ましい階層の課題を解決するには、
『1つ上の階層の研修を実施する』
が、正しい解決策になります。
新人を変えたければ、プリセプターを、
2〜3年目を変えたければ、中堅を、
中堅を変えたければ、管理者を、
それぞれ変えていく必要があるのです。
時々伺いますが、
「どの階層にもそれぞれ問題があります」
という場合は、
真っ先に
『管理者研修』の実施をお勧めします。
参考にしてみてくださいね。
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