漠然と襲ってくる不安との付き合い方
新型コロナウィルスが報道され始めたのが、どうやら12月31日、つまり昨年最終日だそうです。それ以降、世界を飲み込むように一気に広がった新型コロナウィルスのニュース。日本では、1月中旬頃から報道され始めたでしょうか。確か、「マスクが買えない!」という事態もその頃からだったように記憶しています。
そして、今日は5月5日こどもの日。うちの子たちは家でいつも通り宿題をしています。例年なら、キャンプに出かけているはず。なので、代わりと言ってはなんですが、有名焼肉店でお肉を分けてもらい、家の庭でバーベキューをする予定です。
さて、そんな何気ない日常を奪い、世界を一気に変えてしまった新型コロナウィルス。ぼくたちは彼らの脅威から逃れられず、このまま鬱々とした自粛生活を送らなければならないのでしょうか?ストレスを抱えたまま、我慢の日々を送らなければならないのでしょうか?
いえ、ぼくたちには『世界を変える力』があります。
確かに、コロナウィルスの感染拡大などのような外部環境を変えることは難しいでしょう。ですが、自分の内面を変え、そこから見える景色を一変させることは可能です。まるで、メガネをかけ変えるかのように。
というわけで、今回は、必ず成功する考え方をご紹介します!
この記事は動画でもご覧いただけます↓
ところで、ストレスとはいったい何でしょうか?
確かにストレスを感じる要因はたくさんあります。しかし、抽象度を上げていくとおそらくこういった表現に集約されるのではないでしょうか。
「どうしようもないことを、どうにかしないといけないと感じる場面」
つまり、自分の力の及ぶ範囲外のことに対応を迫られたときにストレスを感じるのです。
例えば、自分の力量を遥かに超えた仕事量を抱えた時とか、馬の合わない上司に指図された時とか、言うことを聞かないこどもをあやす時とか。こういった場面ではストレスを感じますよね?
一方、成功とは何でしょうか?
ここでは、少しハードルを下げてこのように考えます。
「自らの力で何らかの結果を生み出すこと」
例えば、初めて有料noteを投稿して100円の収益を上げたとか、初めてYouTube動画をアップしてチャンネル登録をしてもらったとか、資格試験に合格したとか。社会的な成功というよりは、個人的成功(私的成功)を意味します。
さて、ここからは、全世界で3,000万部以上売れた『成功法則の書籍』から、大切な部分を引用しながら説明させていただきますね。
2つの円をイメージしていただきます。
1つは大きな円で、もう1つはその大きな円の中にある小さな円です。
外側の大きな円を『関心の輪』と呼び、内側の小さな円を『影響の輪』と呼びます。
関心の輪には、ぼくたちが興味関心を抱くすべての事柄が入ります。影響の輪には、その中でもぼくたちが直接影響を与えられる、コントロールできる事柄が入ります。
例えば、関心の輪には「安倍首相の発言」「新型コロナウィルス感染拡大」「今日の天気」「景気の減退」などがあり、これらは関心はあるものの、ぼくたちが直接どうこうできないものですよね?
また、影響の輪の方はというと「仕事をオンラインで行う」「感染予防策を徹底する」「気分転換を図る」「自分のビジネスプランを考える」などがあり、これらは直接自分で何とでもできるものです。
ストレスを溜めやすい人は、関心の輪の方に意識が集中しています。つまり、自分以外の他者の発言や動向、あるいは外部環境に意識が向いているのです。しかし、これらは直接影響を与えられませんので、「どうしようもないことを、どうにかしないといけないと感じる場面」に該当し、ストレスがたまるのです。
しかし、成功者はそうは考えません。影響の輪の方に意識を集中させ、自分ができることに発言や行動をコントロールします。ですので、自分のやるべきことが明確になり、建設的な行動も起こせます。そして、当然ながらその行動の結果が出て、次の行動への改善策も見えてきます。こうして成功者は着実に行動量を増やしていきます。
「あの人が悪い」「私はかわいそうだ」と、責任を自分以外の人や環境に押し付けることを『他責』と呼び、自分の考えと行動を変えて自分に責任を持つことを『自責』と呼びます。自責の人は常にこう考えています。
「これからどうするか?」
たったこれだけです。しかし、ここから出てくる答えはすべて自分に責任がかかってきます。
ですが、ぼくはプロコーチ・研修講師として、経営者や管理職など、これまで1万人以上を見てきて、他責で成功した人など見たことありません。成功者はすべて自責の考え方を徹底しています。
つまり、この考え方を徹底することで、成功以外できなくなると言っても過言ではありません。
ぜひ、自責を徹底するために、「これからどうするか?」を考えて行動してみてくださいね!
完訳 7つの習慣 人格主義の回復