【WLBコラム】『多くの人が勘違いしている「時間の大切さ」とは』生き方改革vol5
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
昨夜、今年度3クラス目の
『本当の自分を生きる』読書実践会が修了しました。
こちらは自分らしさを探している人にオススメの書籍です。
本当の自分を生きる(榎本英剛著)
※読書実践会とは、僕が主催する読書会の呼び名で、
以前、『鏡の法則』の著者でコーチの野口嘉則さんから
e-Learning講座で直接教わった学び方であり、
読んだ本の内容やそこから得た学びを対話形式で
参加者全員と共有し、実践に落とし込んでいく学習方法です。
この読書実践会ではいろんな書籍を取り扱いますが、
心理学やビジネス系のものが多くなっています。
今年はアドラー心理学をアジアに一気に広めた名著
『嫌われる勇気(岸見一郎著)』を取り上げます。
(すでに満席となっております)
さて、今年度実施した
『本当の自分を生きる』読書実践会では、
合計3クラス、計16名の方にご参加いただきました。
本当の自分を生きる、あるいは自分らしく生きる
って、本当に難しい事だと思います。
「自分らしく」と思えば思うほど不自然になったり、
自分が分からなくなったりしますもんね。
精神科医のヴィクトール・フランクルは
こんなことも言っています。
「自分を忘れたとき、本当の自分を発見する。
本当の自分を表現するとき、自分はいなくなる。」
つまり、「自分らしさ」なんてことすらも忘れるくらい
何かに没頭している時こそ、その人らしさが表れているのであり、
「自分とは〇〇だ」と表現した時には、
すでにその人らしさではなくなっているってことでしょう。
ということは・・・、
本当の自分を生きるためには、
心の底から没頭できる何かを見つけ、
それをとことんやり切れる環境を作ることが
大事なんだと思うのです。
また、もしそれが仕事の中で起こせるなら、
本当に素晴らしい仕事ができるでしょう。
自分にとっても幸せな働き方と
言えるのではないでしょうか?
しかし、なかなか自分が没頭できる仕事と
巡り会えることなんてあるのでしょうか?
実は・・・、
そんな働き方を実践している組織は存在します。
それが書かれている書籍が
今、大変注目を集めています。
ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
組織が存在する目的に照らして、
そこで働く人々は自由と責任を自ら選んで
生き生きと自分らしく働く組織です。
今、最も進化した組織と言われていて、
少しずつこういった組織が増えてきているそうです。
給与や待遇面などの外発的動機ではなく、
働く人の「やりたい」という内発的動機に基づく
高いモチベーションを維持できる働き方です。
そんな組織をどうやってつくっていくのか?
それができたとして、どんなメリットがあるのか?
そんなことを対話しながら学んでいく
『ティール組織』読書実践会(経営者・管理職限定)も
今年は企画していきます。
ご興味のある方は、
ぜひチェックしてみてくださいね!
それでは今回はこの辺りで失礼します。