【WLBコラム】『【第6条】他の人に任せられないかを考えよ!』生き方改革vol18
WLBコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
働き方改革をサポートするタイムマネジメントコーチの山本武史です。
前回の記事から『生き方改革』について
「シリーズ記事を書いていきます」
とお伝えしておりました↓
働き方改革よりも生き方改革を進めよう
今回はその第一章を書いていきたいと思います。
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『第一章 なぜ今、ワークライフバランスなのか?』
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また、この大きなテーマをお伝えする上で、
下記の小さなテーマに分割してお伝えしていきたいと思います。
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1)そもそもワークライフバランスってなに?
2)なぜ私たちは働かなければいけないのか?
3)ワークライフバランスの本質とは?
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今回の記事では
『1)そもそもワークライフバランスってなに?』
を取り上げます。
ワークライフバランスとは「仕事と生活の調和」のことであり、
「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、
仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、
子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が
選択・実現できる」ことを指す(参照:内閣府ホームページ)。
とされています。
つまり、「残業ゼロ」「休日出勤ゼロ」などの
労働時間短縮だけが目的ではなく、
「働くことに対しても意欲的かつ責任感を持って取り組み、
家庭や地域における活動にも積極的に取り組みましょう」
ということなのです。
また、ライフステージ(人生の各段階)において、
例えば「子育て期」や「介護期」で、
それぞれにしっかりと時間を割けるような働き方、
あるいは生き方が実現できるよう努力することが求められています。
ということは、
単純に『効率の良い仕事の仕方』や
『無駄の削減』などによる『労働時間短縮』では、
ワークライフバランスの実現は不可能です。
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本当のワークライフバランスを実現するために
どのように考え、何をどう改善していけば良いのか、
その根本的なことを考えていく必要があるのです。
そして、その中で、
今仕事上で指摘されている『過労死』や『メンタルヘルス』の問題、
あるいは、
家庭面での『育児放棄』『児童虐待』『介護問題』などにも
しっかりと時間を割き、取り組んでいくべきです。
しかし、一方では、
『生活の糧を得るため』には働くことが余儀なくされます。
そうすると・・・、
ワークライフバランスを考えるためには、
同時に
『なぜ私たちは働かなければならないのか?』
という根源的なことも考える必要が出てきます。
ということで、今回はここまでとさせていただき、
次回は上記の
『なぜ私たちは働かなければならないのか?』
について考えていきたいと思います。
では、今回はこの辺りで失礼します。
次の記事はこちら↓
『なぜ私たちは働かなければならないのか?』生き方改革vol3