先生方にリフレーミング
チームワークを活性化させるには
海外にも店舗展開されている栃木県宇都宮市の
ビューティアトリエグループ総美有限会社様からご依頼をいただき
「チームワークを活性化させる対話力」と題して研修登壇いたしました。
チームワーク
心理的安全性
アンコンシャスバイアス
アンガーマネジメント
アサーティブ・・・
と様々な要素の組み合わせ、
またハラスメントについても理解を深める内容も入れています。
研修前には
今の問題点や改善したいこと
どういう組織になりたいのか?などを具体的にお聞きし
その組織に合った内容を提案させていただきます。
ご依頼いただいたのは管理職向けではなく全社員向け。
全員でいい方向に向かっていこうという会社の思いが見えました。
管理職に向けても他のスタッフに向けても理解しやすく、今からでも使ってもらえるよう工夫をしお伝えしています。
お客様のために
ビューティアトリエグループ総美有限会社様では
いまを美しく
いつも美しく
いつまでも美しく
健康で美しく歳を重ねることができるよう
清潔でつややかな髪を目指す「外面美養」
健康な体を目指す「内面美養」
安定した心を目指す「精神美養」
の3つのバランスがとれた美しさをもとめる「三面美養」をお客様に提案されています。
美容院でありながら、内面や精神面まで美しく健康に、美容以外の取組みもされています。
画面上でしたが、さすがスタッフの皆さんは健康的という印象がありました。
理念、クレド、ビジョンもしっかり共有されており
「お客様のために」という思いが伝わってきます。
「お客様のために」は大事なことです。
だからと言って一緒に働く仲間を大事にしなくていいというわけではありません。
こちらの組織ではチームワークを大事にされており、人材育成にも力を入れられています。
とはいえ、忙しいと仲間に対して厳しい口調になることもあります。
またプロの仕事であるからこそ、厳しくなってしまうこともあります。
それが、場合によってはハラスメントに繋がる可能性があるということもお伝えしました。
仲間を大事にする=お客様を大事にすること
例えば、患者として病院に行ったとき、
先生が看護師に対して命令をしている。
もしくは「なんでこんなことになってるんだ」と強い口調で話している。
こんなとき、患者のあなたはどう思いますか?
「こわい先生だな。話を聞いてもらえなさそう」
一方、医師が看護師に対して優しい口調で
「○○お願いします」
と話しているのを見ると
「自分の話を話をよく聞いてくれそうだな」
と感じませんか?
人を大事にしているところを見ると
自分も大事にしてもらえそうだと私たちは無意識で感じます。
言語ではない部分でお客さとの信頼関係を築くことができます。
一緒に働いている仲間を大事にすることが お客様との信頼関係を築くことにもなるのです。
自分の言動や行動に敏感になろう
私たちはなかなか気づきませんが
自分の何気ない行動が相手にトゲを刺していることがあります。
- パソコンの画面を見ながら返事をする
- 自分の方を見ないで話をする
- 腕組みしながら話をする
- 眉間にしわがっている
など
相手は無意識的に
「自分は大事にされていない」と感じ取ります。
これらの態度が相手の小さなとげとなって残っていくのです。
あなたは相手にトゲを刺していないですか?
9/29発売パワハラ防止Book
今回のコラムについては
P54ページ「言語と非言語、感情を一致させる」を参考にしてみてください。