アンガーマネジメントの習慣化
高松市内の幼稚園からのご依頼で
「イライラ子育てから笑顔の子育てへ~アンガーマネジメントのすすめ~」
と題してアンガーマネジメントをお伝えしました。
毎年いくつかの小学校に呼んでいただいておりますが、今年度は幼稚園からのご依頼が増えています。
私自身が子育て中のイライラからアンガーマネジメントを取り入れるようになったので、子育て中の保護者の方にアンガーマネジメントを伝えられることは嬉しい事です。
講和の中で、毎回お伝えすることですが
私がアンガーマネジメントを取り入れる前は
上手く怒れず、怒鳴ったり手が出たこともあります。
そのことに対して毎日後悔し、自己嫌悪に陥り、毎晩涙するという生活でした。
子どもはそんな私の怒り方を自然と真似たのだと思います。
怒るとソファを蹴ったり、壁を蹴ったり、大きな声を出したりという状態。
しかし、アンガーマネジメントを取り入れるようになって、私の怒り方が変わったせいか、子どもの行動は一変しました。
もちろん怒ることはありますが、ソファを蹴ったり壁を蹴ったりという行動は一切なくなり、大声も少なくなりました。
アンガーマネジメントは自分を変えるトレーニングです。
自分が変わる→周りの人に対する行動が変わる→周りも変わる
のです。
講和中、ワークを行うので参加者の方にお話を伺うことがあります。
首をかしげている保護者の方がいたのでお話を伺うと、
「自分が何に対して怒っているのか分からない」と。
よくよくお話を一つ一つかみ砕いてお聞きすると、怒っている内容そのものはその方にとっては怒らなくていいことだったようです。
- 怒る必要ないのに怒っている
- カッとした反動で言わなくてもいいことを言っている
- 言っても仕方ないこと
と気づかれたようです。
また、「その時は子どもが悪いと思って怒ったけど、よくよく考えると、実は自分の都合で子どもを振り回しているだけだったかもしれない。」
と自分の行動を振り返る保護者の方もいました。
アンガーマネジメントでは自分の怒りに向き合います。
この保護者の方々のように自分の行動を客観的に見ることができることにより、矛盾に気づくこともあります。
気づくと変えられる
いままでは、気づかなかったから何も変わらなかっただけ
「自分の行動に気づく」→「次の行動が変わる」
アンガーマネジメントセミナーでは「気づかなかったことに気づける」ワークがあります。
この気づくことを体験し、自分が変わることで周りが変わることを実感していただきたいと思います。
香川県で開催予定の日本アンガーマネジメント協会指定のアンガーマネジメント講座のご案内を掲載しておきます。
他の方の講座もあります。タイミングのいい時に参加していただければと思います。
どんな内容だろうか?と覗いてみてくださいね。
香川県のアンガーマネジメント講座情報