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コラム一覧
診断について②
2022-10-17
前回で、発達障害は7つに分類されると説明しました。この7つの共通点は、平均的な精神発達、すなわち定型発達にくらべたとき、なんらかの精神状態(こころのはたらき)の発達に「おくれ」をもっていることです...
診断について
2022-10-16
少し専門的になりますが、現在、発達障害の診断には、世界保健機構(WHO)による「ICD」と、アメリカ精神医学会が策定した「DSM]という診断基準が用いられています。子どもの相談で相談機関や医療機関を訪れた...
学校での情緒障害の定義
2022-10-15
就学相談は学校であり教育です。先ほど一番誤解している方が教育関係者だと言いました。つまり、学校の先生方です。教育の場で言われる「情緒障害」は、教育上の概念・分類であり、医学用語の「情緒障害」の定...
簡単に情緒障害と言わないで
2022-10-14
前回までに、おおよその「子どもの発達障害」について解説いたしました。 今回からも、引き続き前に解説しました子どもの発達障害及び関連事項について述べていきます。 同じ内容になるかと思いますが、皆...
育てる側のむずかしさ③
2022-10-05
<親が育てるわけ> 強い「つながり」の意識 子育ては、時代や社会を超えて、その子を産んだ親がするのが最も一般的な文化となっています。そこにはどんなわけがあるのでしょうか。 哺乳動物はみな親...
育てる側のむずかしさ②
2022-10-04
子育てにおいて親子の間はいつもいつも上手くいくとはかぎりません。人間同士だから対立や葛藤が生まれて当然です。いや、それあってこそ子どもは大人へと育つのです。わが子は思い通りのわが子であってくれな...
育てる側のむずかしさ
2022-10-03
<親や支援者はどうかかわるのか> 発達障害とは、いうなれば子どもの側の育つ困難のあらわれです。ここからは養育者(親)の側の子どもを育てる困難、子育てのむずかしさから生じる失調について考えていき...
ADHDと落ち着きのない子どもたち
2022-09-23
<知的障害や自閉症スペクトラム> 注意集中や衝動コントロールの力は、発達を通して培われる力だから、発達のおくれはしばしばADHDの特徴をもたらします。知的障害や自閉症スペクトラムの子どもたちに多い...
ADHDとはどういうものか
2022-09-21
<自己コントロールができず落ち着きのない子> 部分的な発達のおくれのもう一つが、DSMでいう「注意欠陥多動性障害attention deficit/hyperactivity disorder;ADHD」です。ICD-10では「多動性障害hyperkinet...
学業不振のとらえと支援③
2022-09-17
<学業不振と支援> 3 ADHDの子 ADHDなど注意の持続的集中が苦手な子どもたちに、知力にみあわない学業不振がみられることが少なくありません。漢字は読めれば書けるわけではありません。計算の方法がわ...
学業不振のとらえと支援②
2022-09-16
<学業不振と支援> 2 自閉症スペクトラム領域の子 知的なおくれのないアスペルガー症候群領域に入る児童生徒のうちに、知力にみあわない学業不振をもつ子がいます。理由はその子によってちがいます。...
学業不振のとらえと支援
2022-09-15
<学業不振と支援> 知的なおくれはないのに学業が伸び悩む児童生徒、やればできそうなのにやってもできない児童生徒がかならず教室にいます。それも基礎のところまでつまずいているため、どんどん勉強がお...
学習障害とはどういうものなのか
2022-09-11
<脳病理学的なアプローチ> 近代社会になり公教育がはじまったとき、どうしても勉強についてこられない子どもが一定割合でいる事実が明らかになり、そこから知的障害(精神遅滞)の概念が生まれました。と...
部分的な発達のおくれ
2022-09-09
<部分的な発達のおくれとは> ここからは全般的な大きな発達のおくれはないけれど、何らかの特定の発達領域に限って明らかなおくれがみられるものを述べます。これは、学習障害とADHDです。 もちろん、ど...
現代社会と自閉症スペクトラムの増加②
2022-09-02
<なぜ急増したか②> 日本の場合は60年代からアスペルガー型自閉症が知られており、診断カテゴリーにも入っていましたので、必ずしも診断範囲の拡大だけでは急増を説明しきれません。アスペルガー症候群領域...
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