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吉田洋一
心身発達の心理士
吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です
吉田洋一(心身発達の心理士)
一般社団法人JSTC
しつけは直接的には、自分でお手洗いが使えるとかスプーンや箸を使いこなせる、衣類の脱着ができるなど「身辺自立」を目的としています。が、それだけではありません。しつけを通して幼児が、世界にはいろいろ...
模倣によって大人の行動を子どもがなぞれるようになると、それを社会的・文化的な約束やルールに則した行動の習得へと導く大人からの働きかけがはじまります。これが「しつけ」というもので、1歳過ぎ幼児期に入...
模倣ができるようになると精神発達はステップアップします。独力の手探りだった探索が効率化するのです。例えば、スプーンの「意味」はひとりでいじりまわすだけでなく、大人がどう扱うかを観察して真似てみれ...
乳児にとって関心の対象となるのは日々接近しているまわりの大人です。乳児は大人の姿や所作をたえず観察しています。自分の身体やその動きも探索的に観察しています。自分の身体のかたちや動きもまわりの大人...
探索活動は乳児の自発的、能動的な行動ですが、その背後で養育者をはじめ、周りの大人たちが極めて大きな役割を果たしています。 第一に、周りの大人たちは乳児の探索を自ずと一定の方向へリードするはたらき...
養育者と乳児の親密な情動の交流から、お互いに共有される状態が生まれます。 それは、人との間での安心や情動の共有が確かなものとなるのにあわせて、それを支えとして、事物に対する探索活動もさらに活発に...
バブリングがあらわれるのが、生後6か月くらいからです。まだ、有意味のある言葉ではありません。が、養育者はすっかりそれを「おしゃべり」として、クーイングにもまして積極的に乳児に応答します。「そうなの...
乳児の発声は啼泣で始まりますが、生後1から2か月くらいから啼泣以外の発声が出てきます。「アーアー」「クークー」といった単音節のシンプルな発声で、「クーイング」と呼ばれます。 啼泣が不快への反応なの...
知らない人に出会った幼児が母親にしがみつく、母親の胸に顔をうずめる行動に、「何を怖がっているの」と突き放したり、叱ったりする親はいません。しがみついてきた幼児をしっかり抱いてやって「大丈夫、よそ...
赤ちゃんにとって、周りの世界は未知なものごとばかりです。 わからないことや対処できないことに囲まれて生きています。 幼い子ほど不安になりやすく、よく泣くのはこのためでしょう。 乳児期には、身体...
3か月頃には、首がすわります。首がすわると、赤ちゃんは観察したいものに自由に視線を向けて注視できるようになります。また、周りの世界を知るための活動つまり探索活動が自在になります。 啼泣とそれに対...
おなかがすいていたらミルク、寒ければ毛布など、私たちおとなの身体感覚のあり方にそったマザリングが重ねられます。これは自力で身体感覚を調整できない赤ちゃんに代わっておとなが調整をしているのです。 ...
赤ちゃんは運動能力が限られています。 自分の方から親に接近することができません。 そこで、生存が脅かされたときには、啼泣によって親の接近を求めます。 その意味では、啼泣もアタッチメント行動にと...
マザリングの日々から何が育まれるのでしょうか。 <能動的な力の感覚> 泣くつど、親の手によって不快が取り除かれます。 この体験の積み重ねによって、不快に強いられて反応や生理的に泣くという受け身...
赤ちゃんが泣きだしたときに、親はどう反応するのでしょうか。 わが子の泣き声を、未分化な不快な感覚の生理反応や受動的な反応に過ぎないと考える親はいません。 わが子から親への啼泣つまり要求や訴えを...
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