京都の秋131
世の中の多くは、その子が他所(よそ)の子と違うとなんか変だと騒ぎたることが多々あります。
が、その子の外側から見た様子つまり外側からとらえた通常とか普通とかからみた違いをいっているに過ぎません。
外側から観察したその子の行動の特徴を語っているだけなのです。
このような客観的な把握がたいせつなことはもちろんですが、とはいえ私たち人間は、行動を生きているわけではありません。
外側から「行動」と観察されるものは、本人の内側からすれば「体験」であり、私たちは「体験」の世界を生きているのです。
つまり、子どもも同様であって、子どもを理解するとは、その体験を理解することなのです。
当然ながら、子育てをする親や保育者、学校の先生や塾関係者などは、乳幼児であれ、小学生であれ、中学生であれ、その子の内側の「体験」を理解して、子育てや学びをしていなければなりません。
これは、今後の子育てや学びには、「その子らしさ」の基本的人権を保障し、尊重し、理解して子育てや学びに対応していることが求められています。
また、「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解し、実践することが求められています。
その子は、全ての子どもは同じではありません。ましてや兄弟姉妹でも違います。
全ての子どもさんにはいろいろな特性があります。
あって当然であり、それが人間なのです。
よその子との差を比較したり、物差しで図るような子育てや学びは慎みたいものです。
わが子が神経発達症(発達障害)であるかどうかということではなく、また、それが何だかんだではなく、わが子を理解することが重要なのです。
今回から、「その子らしさの子育て」題して解説していきます。
キーワードは、「その子を知る」「その子にはたらきかける」「その子に心地よい、楽しい運動を提供する」です。
また、「その子らしさの子育て」には「楽しく心地よい刺激と運動」を与えることがこれも重要になります。
その子育ては、胎児から始まります。
胎児や乳児、幼児(3歳児まで)は「心地よい刺激」です。幼児(4歳以上)以上は「楽しい運動」です。4歳以上の幼児には「心地良い刺激」は並行して内在します。
これが、私の研究における、育児方法であり、「子どもの心身の発達」及び「子どもの心身の伸びしろ値の向上」です。
この取り組みは、すべて脳科学を基にするものです。
また、この画期的な指導法は「脳を育てること」につながるものです。
「楽しく、心地よい」身体運動と刺激が、脳をつくります。
ご注意申し上げますが、脳というと大人の皆様方は「知識脳」つまり「暗記脳」と早合点しますが、「知識脳」ではありません。
お分かりにならないとは思うますが、子育てに積極的に使うのは「運動脳」です。
運動脳から積極的に身体へアプローチしていくのが「子育て」です。
もう一つ大事なのは、「運動脳」は「心地よく楽しい運動」に積極的にアクセスすることです。決して、勝ち負けの「運動脳」を使ってはいけません。失敗しようが負けようが、日々「自分の伸びしろ値」を向上させる「運動脳」を使うことが大切なのです。
どれもこれも、子育てにつながり、またその子の特性を理解しながら、非認知的能力を伸ばし、社会へとつなげていけるのです。
「その子らしさ」が「子育て」です。
子育てにとても重要なことを述べました。
子育ての支援をもう一度掲載します。
皆様方であれば、その子にどのような「心地よい刺激」や「楽しい運動」を子どもへ提供していただけるのでしょうか?
また学校教育においても、知識を覚える力だけではなく、「自分で学び続けて使いこなす力」が重要になってきました。その子が学ぶ意欲、自ら課題を見つけて判断し、行動し、問題解決につなげる力です。
その子がその子らしい「主体的に学ぶ力」「問題解決力」「協働する力」などを身につけることでいいのです。
そのためには知識脳だけでは対処できません。非認知的能力を司る運動脳の支援が求められるのです。
運動脳は、「楽しい、心地よい」運動の刺激によって活性化します。
「心地よい刺激」は、養育者が積極的にかかわることが重要です。
「楽しい運動」は、この子には何が「楽しい運動」なのか見つけてあげることが重要です。
次回から、その子らしさの子育てであるキーワードの「その子を知る」「その子にはたらきかける」「その子に心地よい、楽しい運動を提供する」を解説していきます。
とても大事な、たいせつな「あなた自身のわが子への子育て」が始まっています。
次回に続きます。


