中学部活動30年度から地域完全移行へ~宇部市

吉田洋一

吉田洋一

テーマ:子どもたちへのエール

 3月14日土曜日の宇部日報によりますと、

 宇部市立中学校の新たなスポーツ・文化活動体制整備協議会(会長・野口政吾教育長)は、同月13日、市役所で第15回会合を開き、市部活動地域展開室から示された基本方針を承認しました。今後、同方針に基づき、2030年度からの地域クラブへの完全移行を目指すそうです。

 方針では、基本理念に「子どもファーストで創る新たな放課後活動」を掲げました。単に学校部活動を地域へ切り離す「移行」ではなく、子どもたちの多様な体験機会と選択肢を将来にわたって保障するため、地域のさまざまな主体との連携により、子どもたちが自分らしく、安心・安全に活動できる持続可能な環境を構築するとのことです。

 子どもたちの受け皿は、地域人材や民間団体、NPOなどが自律的に設立・運営するクラブで、「民設民営」を基本原則としました。民間でカバーできない領域では、市が主体に設立支援を行い、スポーツ協会や文化創造財団などの専門団体が運営する「公設民営」で実施します。それでも難しい場合は「公設公営」で行うと位置付けました。

 活動クラブのエリア分けや生徒の集約については、市内を3~4の複数ブロックに区分するブロック制や市内全域を1単位とする広域一括管理なども含めて柔軟に検討するとのことです。

 地域クラブ移行に向けたロードマップも示されました。26年度は、部活動が29年度で廃止されるという方向性の周知を徹底し、エリア別での合同部活動の推進を呼び掛けます。27~28年度に活動日数の縮小と合同部活動の実施を進め、29年度をもって学校管理下の部活動を廃止することとしました。

 ロードマップについては、校長会から部活動指導に当たる教職員の意欲低下などの懸念も示されましたが、活動日数の縮小など柔軟に対応していくことで、方針は承認されました。

 野口教育長は「地域クラブへの移行期も移行後も、子どもたちがやりたいスポーツ、文化活動ができる環境をつくることがすべて。課題はたくさんあるが知恵を出し合って進めていきたい」と述べました。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼