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小学生の発達の症状の特徴131

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は131回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

26 目が回らない
<前庭感覚が過敏な子は、回転や揺れを嫌がります>
 前庭感覚が過敏な子もいます。
 目が回らない子は前庭感覚が鈍感ですが、逆に前庭感覚が過敏な子もいます。
 前庭感覚が過敏だと、体を回転させることや体を揺らすことを嫌がります。
 ・高い高いが嫌い
 ・ジャンプが嫌い
 ・ブランコが嫌い
 ・滑り台が嫌い
 目が回らない子と反対に、前庭感覚が過敏な子はちょっとした回転や体の揺れを過剰に感じとってしまうからです。

  次回に続きます。

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吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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