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小学生の発達の症状の特徴113

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は113回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

23 数字や駅名を暗記。モノや手順に強くこだわる
<うちの子の場合は>
 うちの子は自動車のナンバーを暗記しています。
 うちの子も特定のことを暗記して、例えば自動車のナンバーを覚えています。
 近所の車や学校の先生の車のナンバーをほとんど覚えています。
 一度だけ乗ったタクシーのナンバーまで覚えていたので驚きました。
 たまにうちの子が自動車のナンバーを言い当てるので、この記憶力を学校の勉強に活かしてくれたらと思っています。
 あと、旅行に行ったときに通った電車の駅名を覚えています。
 バスに乗ったらしばらくはバスの車内放送で覚えていて、その車内放送を繰り返し、同じことをブツブツ言っています。
 朝起きたらテレビをつけて、天気予報を必ず見ます。
 学校に行く前に、必ず給食の献立を確認します。

 次回に続きます。

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専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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