小学生の発達の症状の特徴60
小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は113回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。
23 数字や駅名を暗記。モノや手順に強くこだわる
<うちの子の場合は>
うちの子は自動車のナンバーを暗記しています。
うちの子も特定のことを暗記して、例えば自動車のナンバーを覚えています。
近所の車や学校の先生の車のナンバーをほとんど覚えています。
一度だけ乗ったタクシーのナンバーまで覚えていたので驚きました。
たまにうちの子が自動車のナンバーを言い当てるので、この記憶力を学校の勉強に活かしてくれたらと思っています。
あと、旅行に行ったときに通った電車の駅名を覚えています。
バスに乗ったらしばらくはバスの車内放送で覚えていて、その車内放送を繰り返し、同じことをブツブツ言っています。
朝起きたらテレビをつけて、天気予報を必ず見ます。
学校に行く前に、必ず給食の献立を確認します。
次回に続きます。