幼児の発達の症状の特徴11
小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は88回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。
16 運動、体育、スポーツが苦手
○身体を刺激する遊びをしましょう
お手玉やけん玉、背中に貼ってある文字あてゲームなど身体に感覚を刺激するゲームをたくさんしましょう。
親子で一緒に遊ぶと楽しみながら、その子の感覚を養うことができます。
楽しく毎日続けることがたいせつなのです。
○家の中で運動します
家の中で軽い運動をしましょう。
布団で「でんぐり返し」やマット運動をしましょう。
朝起きてからや勉強の合間にラジオ体操をしましょう。
日常生活のちょっとした時間で身体を動かるようにしましょう。
親子で一緒に運動を楽しみましょう。
次回に続きます。