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小学生の発達の症状の特徴82

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

 小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は82回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。


15 極端に不器用です。工作が苦手です。絵が下手です。
<改善方法の具体例>
○料理を手伝わせましょう
 その子に料理を手伝わせて親子で一緒に料理をしましょう。
 料理は手先の感覚の訓練に最適です。
 ・その子に包装をハサミで切って開けさせます
 ・野菜を洗います
 ・ピーラーで皮むきをします
 ・スプーンで調味料を計量します
 ・包丁で食材を切ります
 包丁を使うと手を切る心配がありますが、心配しすぎずやらせてみましょう。
 過保護にならず、その子のために見守りましょう。
 子どもが、自分で作った料理はおいしく食べられるものです。
 好き嫌いもなくなるかもしれませんね。
 親子で楽しみながら一緒に料理をしてみましょう。

  次回に続きます。

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吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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