乳児の発達の症状の特徴3
小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は56回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。
12 整理整頓、片付けができない
整理整頓ができなくて、なんでもぐちゃぐちゃにします。
・机の中の物が整理できません
・筆箱の中が整理できません
・本棚に教科書を並べられません
・カバンやランドセルの中の物が整理できません
学校でも家でもとにかく片付けが苦手で整理整頓ができません。
<うちの子の場合は>
うちの子も散らかしっぱなしで整理整頓が苦手です。
うちの子も整理整頓が苦手です。机や本棚がめちゃめちゃで、物を並べて片付けることができません。
整理整頓をしようという意識も低いです。学校から帰って来て、ランドセルや手堤げ袋、脱いだ上着などを片付けません。
整理整頓ができないので、物をすぐになくしてしまい困ります。物をなくすと本人も困っているのですが、いつまでたっても整理整頓ができるようになりません。
次回に続きます。