Mybestpro Members

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

小学生の発達の症状の特徴56

吉田洋一

吉田洋一

テーマ:子育てをめぐる問題

 小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は56回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

12 整理整頓、片付けができない
 整理整頓ができなくて、なんでもぐちゃぐちゃにします。
 ・机の中の物が整理できません
 ・筆箱の中が整理できません
 ・本棚に教科書を並べられません
 ・カバンやランドセルの中の物が整理できません
 学校でも家でもとにかく片付けが苦手で整理整頓ができません。

<うちの子の場合は>
 うちの子も散らかしっぱなしで整理整頓が苦手です。
 うちの子も整理整頓が苦手です。机や本棚がめちゃめちゃで、物を並べて片付けることができません。
 整理整頓をしようという意識も低いです。学校から帰って来て、ランドセルや手堤げ袋、脱いだ上着などを片付けません。
 整理整頓ができないので、物をすぐになくしてしまい困ります。物をなくすと本人も困っているのですが、いつまでたっても整理整頓ができるようになりません。

 次回に続きます。
 

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼