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小学生の発達の症状の特徴50

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

 小学生(6歳から12歳児編)における発達の症状の特徴を解説します。今回は50回目です。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているのは、1回目で解説しているとおり、子どもの外側からみた行動の観察です。子どもが内側でどういう「体験」の行動をしているのか理解が必要ですし、その理解を「学び」に活かしているのでしょうか。
 これは、子どもの内側の「体験」という「その子らしさ」の基本的人権です。この基本的人権を保障し、尊重し、理解して学びに対処しなければなりません。
 「学び」や「子育て」においても、「その子らしさ」を尊重し、理解していただきたいと思います。
 また、これから述べる各症状の特徴を「発達障害」かどうかではなく、その似たような行動や振る舞いも「その子らしさ」であることを理解しましょう。

10 空気が読めない、他人(ひと)の気持ちがわからない。
(続き)
<その原因は>
 障がいのためコミュニケーション能力つまり相手の気持ちを察する能力が弱いのです。
 その子はコミュニケーション能力が弱く、相手の気持ちを思う能力がことが、周囲の空気が読めない原因です。
 ・周囲の人の表情から相手の気持ちを察する
 ・相手の気持ちを考えて、自分も同じ行動をする
 ・自分の発言で、相手がどう思うか想像する
 ・言うことや言わないことの判断をする
 対人関係の能力が未熟で、コミュニケーション能力が弱いその子にとってはとても難しいことなのです。

  次回に続きます。

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吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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