マイベストプロ岩手
吉田洋一

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一(よしだよういち) / 心身発達の心理士

一般社団法人JSTC

コラム

幼児の発達の症状の特徴44

2024年4月19日 公開 / 2024年4月21日更新

テーマ:子育てをめぐる問題

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

 3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の44回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
 また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
 発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。

13 迷子でも気にしない。突然いなくなる。
 突然どこかに行っていなくなります。迷子になっても全然気にしません。母親がいなくても全然気にしないのです。
 ・自分が興味をもつものを見つけると、そっちを追いかけてしまう。
 ・人混みの中でも自分が好きなおもちゃを見つけると追いかけてしまう。
 ・犬や猫を見つけると、そっちを追いかけてしまう。
 虫やお花や風船、自動車や電車など興味や関心を自分がもったら、母親のことは全く気にならずにそちらへ行ってしまいます。
 小さい子の多くは母親がいなくなると泣き出したりしますが、その子は自分が興味をもったものを飽きずにずーっと見て楽しみます。周りに誰もいなくても気にしません。

<うちの子の場合は>
 うちの子も自分の世界に入ると、私がいなくてもあまり気にしませんでした。
 お出かけの時には独りで行動させないように、幼稚園になってからも買い物に行くときは、ベビーカーに乗せていました。
 迷子になるだけではなく、道路に飛び出したりするのが心配でした。子どもの安全を考えると、突然いなくなって迷子でも気にしない特徴は本当に怖かったです。

  次回に続きます。

この記事を書いたプロ

吉田洋一

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一(一般社団法人JSTC)

Share

関連するコラム

吉田洋一プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-2790-5389

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

吉田洋一

一般社団法人JSTC

担当吉田洋一(よしだよういち)

地図・アクセス

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岩手
  3. 岩手のスクール・習い事
  4. 岩手のスクール・スポーツその他
  5. 吉田洋一
  6. コラム一覧
  7. 幼児の発達の症状の特徴44

© My Best Pro