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幼児の発達の症状の特徴26

吉田洋一

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テーマ:子育てをめぐる問題

 3歳から6歳児の幼児における発達の症状の特徴の26回目を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
 また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
 発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。

8 人と目を合わせない。名前を呼んでも振り向かない。指差しをしない。
 これらには自閉症の傾向がある子の特徴です。人と目を合わせない、お友達と目を合わせない、名前を呼んでも振り返ることが少ない。人や物を指差して気づいてもらうような指差しをしない。周囲の人に自分の気持ちや関心が向きにくいなど発達障害児の特徴です。

<人と目を合わせない 具体例>
 幼児期の子はお友達と遊ぶことを覚えていきます。周りの人に興味や関心がありません。お友達に興味はあるけど、コミュニケーションがとれません。それで、人と目を合わせない、人と目を合わせようとしない、他人に関心がありません。他人から見られるのを嫌がります。発達障害のサインかもしれません。

<うちの子は>
 うちの子も人と目を合わせるのは苦手な特徴があります。
 誰かと目が合うと、すぐに目をそらしてしまいます。乳児の頃からそうでしたが、幼稚園になっても目を合わせない特徴があり、小学校になってもあまり人と目を合わせない特徴はそのままです。

  次回に続きます。

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吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

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