Mybestpro Members

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

乳児の発達の症状の特徴

吉田洋一

吉田洋一

テーマ:子育てをめぐる問題

今回から数回に分けて、各年齢段階における発達の症状の特徴を解説します。誤解のないように申し添えますが、ここで述べているから即発達障害だということではありません。経過観察も必要ですし、年齢が上がるほどその特徴がなくなることが大半です。
 また、皆さんが誤解していることがありますので、再度申し上げます。
 発達障害は発達の異常ではありません。発達の定型(平均)からのずれ(order)が生じているだけなのです。

 それでは、乳児期の発達障害、知的障害の特徴から解説します。
 乳児期はまだ発達障害や知的障害が確定できない場合がほとんどです。発達障害の特徴があっても年齢とともに改善されていく場合が多くあり、発達障害とは限りません。
 それでも、早期に発達障害を発見することは、とてもたいせつなことです。小さい頃から療育を始めることができます。もしかしたら発達障害かも?と思ったら、子どもの特徴をよく見て様子を観察していきましょう。

<乳児(0歳児から2歳児)の発達障害、知的障害の特徴一覧>
・笑わない
・泣かない
・名前を呼んでも振り向かない
・言葉が遅い
・言葉がおかしい
・眠らない
・手をつながない
・指差しをしない
・人と目を合わせない
・偏食、食べ物の好き嫌いが激しい
・抱きしめると嫌がる
・かんしゃく など
 乳児から、幼児へと成長していくと、だんだん障害の特徴がわかりやすくなっていきます。

  次回に続きます。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

吉田洋一
専門家

吉田洋一(心身発達の心理士)

一般社団法人JSTC

子どもがテニスを通じて、身体の動かし方や潜在的な能力を引き出し、運動の基礎づくりをサポート。さらに子どもが主体的に取り組む大会を企画開催し、その中で対話的な深い学びを習得し、自律性を高める指導を行う。

吉田洋一プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

テニスを通じて子どもの心身発達を支援するプロ

吉田洋一プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼