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リクルートマネジメントソリューションズの2023年「マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査」によると
会社の課題で、一番多くあげられたのが、ミドルマネジメント層の負担が過重になっている65.3%で、ついで次世代を担う人材が育っていないが64%、その次に中堅社員の小粒化が63.3%という結果になっています。
では中堅社員が小粒化しているというデータの背景には何があるのでしょうか?
<主体的にキャリアを開発したい>
中堅社員は、自身のキャリア開発に高い関心を持っている。実際私が研修をしていても、キャリア開発の話になると真剣に聴いていることからもわかりますが。
ただ景気の低迷と経済の激動の中で、今の自分のキャリアは安定的なものではないと感じており、自分で本当にやりたいものを見つけたい、、あるいは自分でキャリアをアップさせないといけないと思っている人が多いものと思われます。
<仕事中心の生活には魅力を感じない>
キャリア形成に関しての関心が高い一方で、仕事中心の生活になることは避けたく、仕事とはある一定の距離を保ちたいと考えている。
また、働くうえで、目立つよりも堅実に働きたいと考えている人が多く、このあたりの考え方が、企業の人事担当者にとって「小粒化している」と感じさせる要因でもあると思われます。
<そもそも管理職にはなりたくない>
新人から若手、そして中堅社員とキャリアアップしていくにつれて管理職になりたいと思う人の割合は低下している。
上記のような意識の変化から、最近の中堅社員は小粒化しているようだとみられているのかもしれませんが、実際に小粒化しているか否かは、企業によって異なるのかもしれないと思われます。