マイベストプロ石川
笠原友子

栄養と漢方で糖尿病を健康に導くプロ

笠原友子(かさはらともこ) / 薬剤師

笠原健招堂薬局(有限会社笠原)

お電話での
お問い合わせ
0767-42-2606

コラム

息苦しさの改善に独蔘湯

2021年1月30日 公開 / 2021年2月21日更新

テーマ:紅参(コウジン)について

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 自律神経失調症 治し方糖尿病 予防不定愁訴

薬局薬剤師の笠原友子です。
30年以上、予防的観点で相談薬局をしています。

感染症が大流行し、後遺症が問題になっています。
今回は、喘息や呼吸器感染症にかかったときの「息苦しさ」の改善に最適な漢方薬のご紹介です。

過去に全国の医師によるこの漢方薬の研究会があり、筆者はその薬剤師部会に所属し、全国の会員のお世話もしていた立場から、感染予防と感染後対策となるものとしてご紹介します。

感染症が大流行し、療養中も「息苦しさ」が続いて、日常に支障がある方が多いと聞きます。
風邪を引いただけでも「息苦しさ」が出たりしますのに、肺炎となればさらに息苦しさはつのります。

肺は下の図のように、肺の中を通る気管支の先は、小さな風船のような肺胞が集まっていて、肺胞を取り囲む毛細血管によって、二酸化炭素と酸素とのガス交換、つまり呼吸が行われています。

この毛細血管の周辺が炎症を起こしたり、膿がたまってくると、スムースにガス交換が行われにくくなり、息苦しさとなってあらわれます。

肺炎は肺胞が炎症を起こす病気で、主に細菌やウィルス感染によって引き起こされますが、このほか誤嚥性の肺炎や逆流性食道炎によっても引き起こされると言われます。

炎症を起こして細くなった血管の血液循環が回復すれば、息苦しさは改善されるのではないかと考えられます。

肺の機能を改善させる紅蔘(コウジン)の赤血球変形能

実際にガス交換の主役を担っているのは、赤血球です。
赤血球は、その丸い円盤状のからだを包丸型に変形させてその細い肺の毛細血管をも通り、通り抜けざまに二酸化炭素と酸素の受け渡しをしています。
その赤血球が、どれくらい小さく体を折り曲げるのかと言うと、約半分。

ところが、だれのどんな赤血球でも変形能を生かしてどんな細い血管でも通っていくのかと言うと、そうでもありません。
柔軟に変形をする赤血球は、どんな細い血管も通り抜けますが、膜が硬くなった赤血球は細い血管を通ることができません。

下のグラフは、当時大阪市立母子センター副所長をしておられた荻田幸雄先生の研究されたグラフです(薬用人参‘89-その基礎・臨床研究の進歩―より)。
絶食空腹時の患者に紅参末(コウジン)末4.5gを飲んでいただき、時間ごとに採血して赤血球変形能を調べたものです。

紅参をのんで、2~3時間後にピークに達し、以後減っています。
紅参末の吸収のスピードは緩やかと思われますので、筆者は煎じの独蔘湯かエキスを服用していただくことが多いです。

服用を続けていると、一か月後には赤血球変形能は明らかに改善されている結果が出ていますが、改善されにくい方も中にはおられます。
筆者はこのような方は、赤血球の膜に必要な栄養不足があるのではないかと考えています。
亜鉛が足りなければ、赤血球膜はもろく壊れやすくなりますから、壊れた赤血球にはガス交換できませんね。

紅参は自律神経を安定させます

紅参は自律神経の安定によっても血液循環を改善させます。
紅参には、ヒトのからだの恒常性を改善させる働きが強いことが分かっています。

最近やウィルスと身体が闘っているとき、のんびりしていられるわけもなく、自律神経の働きは交感神経優位になるでしょう。この時、血管は収縮します。

紅参の恒常性改善機能によって交感神経の過度の緊張が緩和されれば、血流は改善されやすくなり、硬い赤血球も血管を通りやすくなるでしょう。

紅参が主成分の独蔘湯を服用した喘息患者が、当日から呼吸が楽になる方が多いのは、このような理由によるのでしょう。

生き方の息苦しさの改善も含めて、息苦しさの改善には独蔘湯をお勧めしています。

【販売用紅参のご紹介】
・エキス剤30g(目安17日分ですが、加減可能)  9,500円(税抜き)
       今だけ特価 エキス30g×4個入り 26,000円(税抜き)
・煎じ(自分で煎じます  高麗紅参(コウジン)の煎じ方)(1袋は1日目安、体調により加減可能)
       50g( 5g×10袋) 事前Web決済していただいた方へは、ポスト便で発送可能
      100g(10g×10袋) 〃
      300g(10g×30袋) 高額になるので、宅急便にて発送
      600g(10g×60袋)    〃   

[参考文献]
薬用人参‘89-その基礎・臨床研究の進歩―P182‐184
・The GINSENG REVIEW 1987 No.5 P22(336) 12A慢性期脳卒中患者の赤血球変形能に対する紅蔘末の影響 
 国立循環器病センター 高野 健太郎/原 斎/山口 武典/尾前 照雄
・The-GINSENG-REVIEW-第7回薬用人参研究会--p57-61紅参の血小板凝集抑制作用
・The-GINSENG-REVIEW-1987.No5-p12327-3.人参サポニンの抗血栓作用について
・The-GINSENG-REVIEW-第8回薬用人参研究会-p55-60-薬用人参の抗血栓抗動脈硬化作用

笠原健招堂薬局では体調を確認した上で対応しています。
ご相談→ご予約・お問い合わせ
HPは→笠原健招堂薬局
高血糖でお困りの方へ⇒糖尿病は栄養をとれば健康に戻る

この記事を書いたプロ

笠原友子

栄養と漢方で糖尿病を健康に導くプロ

笠原友子(笠原健招堂薬局(有限会社笠原))

Share

関連するコラム