酒と睡眠の微妙な関係
薬局薬剤師の笠原友子です。
薬局店頭で日常の体調不良の相談や糖尿病を中心とした生活習慣病対策を行っています。
暑い日が続きます。
マスクをいないと出歩けない雰囲気で、さらに暑いです。
からだに熱がこもって辛いですね。
漢方には昔から「開竅薬(かいきょうやく)」と言って、閉じて内にこもった心や熱を開く薬があります。
代表的な生薬には牛黄(ごおう)がありますし、この他、麝香(じゃこう)、竜脳(りゅうのう)、菖蒲(しょうぶ)、安息香(あんそくこう)などもそうです。
開竅薬(かいきょうやく)には芳香性を持ったものが多く、比較的即効があるので、猛暑の中、熱が内にこもって辛いとき、口に含むとスーッと楽になるのが分かります。
例えば、熱中症で顔が赤くなったり、頭痛しているときに助けになります。
今のように洋服やエアコンが無かった時代には、必需品だったかもしれませんね。
下の漫画にご紹介するのは、徳島藩のお殿さまが使っておられたものです。
印籠の中に入っていたのかも知れませんね。
9代目代表の体験談を描いたものです。
☆飲むときの用心です☆
開竅薬(かいきょうやく)は開く薬ですから、開きっぱなしでは元気を消耗してしまいます。長期の連用には向きません。短期の服用がおすすめです。
手帳や財布の中に入れておいて、具合の悪いときにさっと口に入れるのが向きます。
☆飲むのが向かない人もいます☆
すでに力なく弛緩した方や、冷えている人には向きません。
☆服用方法は、1回1片、1日3回食間の服用、または頓服で。
☆気になる価格は、
10片 2,300円
20片 4,300円
40片 8,000円
80片 15,000円
☆お支払いは、Paypalを使ったクレジット決済で、メール便での発送も可能です。