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老後の住まいに「減築」という選択肢。メリットは?

梅原郁夫

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テーマ:老後の住まいと間取り

老後の住まいを考えるうえで「減築」は重要な選択肢の一つです。今回は「減築」のメリットなどをお話ししたいとおもいます。

「減築」とは

お子さんたちが独立し夫婦二人暮らしなると、お子さんたちが使っていた部屋は空き室になります。空き室になっても掃除したり、窓を開けて風を通すなどの手入れは必要です。

ご夫婦の生活は主に1階でお子さんたちの部屋は2階にあるという場合、掃除機を持って2階に上がるのは負担ですし、転落などの危険もあります。また、2階に誰もいないということは防犯面で不安です。

そうした際、たとえば家の2階部分をなくし平屋にする、つまり家を暮らしに合った形にコンパクトにすること、これが「減築」です。

家の中ばかりではない減築のメリット

夫婦二人暮らしになるのをきかっけに、マンションなどへの住み替えをお考えになる方もいらっしゃいます。しかし、やはり住み慣れた家に住み続けたいというのが本心でしょう。減築はその願いをかなえる方法です。

また減築によるメリットは、家の中の生活だけではなく家の外にもあります。

歳をとってから新しい環境で生活するのは難しいものです。住みなれた街には、これまで通りのご近所づきあいがあり、顔なじみの店があり、いつも目にしてきた草木、季節ごとに咲く花などの自然もあります。

それらは老後の暮らしを豊かにするうえで欠かせないものでしょう。

減築方法のバリエーション

この「減築」にはさまざまなバリエーションがあります。

はじめにご紹介した2階建てを平屋にするのもその一つですが、2階の使わない部屋を取り除いて吹き抜けを作るのも、採光面や開放感をもたらすうえで検討にあたいします。気分も一新することでしょう。

また、2階建ての構造はそのままに家を縮小させ、たとえば、空いた所を来客や訪問介護車両用の駐車スペースにするという方法も考えられます。

いずれも工事期間中は別のところに住まざるを得ない場合もありますが、減築にはそのデメリットを十分に補うメリットがあると言えるでしょう。

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梅原郁夫
専門家

梅原郁夫(一級建築士)

梅原材木店

材木店としての材料の目利きと、大工の親方の経験則と腕、そして耐震における専門家としての現代科学を融合。天然の木の持つ良さが際立つ日本伝統の木造建築でありながら、最新の設計技術を備えた家ができます。

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