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疋田敬之

境界確定測量・土地分筆登記・建物表題登記の専門家

疋田敬之(ひきたたかし) / 土地家屋調査士

土地家屋調査士 疋田敬之事務所

コラム

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2013年4月16日 公開 / 2013年4月17日更新

コラムカテゴリ:住宅・建物

眼鏡店で検査販売員をしていた時のことです。眼鏡店ですから、いずれのお客様も「見えにくいので不自由でこまる」ということで来店するわけです


眼鏡は用途により
①遠くを見やすく②近くを見やすく③遠くも近くも見やすく
と大きく3つに分けられますが、実は個々人の生活環境によってその基準は大きくことなるのです。


大枠では3つのうちどれが希望かを店頭であるいは検査を行いながら会話のなかでお客様に確認します。お客様は不自由な状態を体験しているせいか「検査員は自分の不自由な状況を分かってくれるだろう」という思いでいますので訊ね方によっては情報が不十分なことになり、本来のそのお客様にあった用途の眼鏡が作れないことになってしまいます。


今のレンズ度数には不便がないか、もしかしたら多少見えづらくとも度数を下げてほしいのかもしれません。透明なレンズがよいのか、たとえばお洒落の意味も持たせてカラーレンズを使ってみたいのか、ガラスレンズがよいのか、プラスチックレンズがよいのか、手元の見えづらさを改善したいとすれば、何cm程度離れた物をみるのかなどなど


希望する用途の眼鏡を作るためのは様々な質問をしますが、その際に思い込みをもって、紋切り型で定型的に質問を繰り返すので十分な情報は得られません。趣味の話や普段の生活状況を伺いながら必要な物を提案します。


登記も同様です。「こうしたい」の背景には理由があります。境界確定作業を行ったり登記を行うことによってその本来の目的を達成できなくてはなりません。

例えば、土地を分筆したいと、非区分建物を区分しておきたいという要望あった場合は、終わればいいではなく、その背景にある目的を十分に考慮して多面的に対応しないといけません。登記は終わった、作業は終わったが十分な効果が得られないということになりかねません。

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疋田敬之(土地家屋調査士 疋田敬之事務所)

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