話し方のグループレッスン 元アナウンサーのレッスン教室 西宮・神戸・芦屋
こんにちは。話し方・マナー講師の永田之子です。
挨拶は相手の存在を認め尊重し「あなたと仲良くなりたい」という意思表示です。
ただ相手から挨拶をされても”返す言葉”がわからなければ無言になってしまうことがあります。何らかの言葉を返したとして、もその言葉が的を射ていなければ気持ちは伝わりません。
かみ合った会話をするためには”言われた言葉とペアになった言葉”というものがあるので覚えておくといいですよ。
教室の”コミュニケーションが苦手”という生徒さんのほとんどが人から何かを言われたときの”返事の言葉”に不安があると言います。
人間関係は言葉のやり取りで広がり展開していきます。言葉をたくさん知ればコミュニケーション力は必ず上がります。「ありがとう」とペアになった言葉は何でしょう。
■「どういたしまして」です。
この言葉を知らないと「うん」「いいえ」などと言ってしまいます。なぜこの言葉ではいけないのでしょうか。
「うん」と言う言葉は子どもっぽい言い方です。「うん」と答えたければ同意の「はい」を使います。これは小学生のときに習いましたね。
「いいえ」はなぜいけないのでしょう。「いいえ」と答える人は意外と多いのですが一般的に「いいえ」は「違います」という意味です。誤解を受けやすい言葉ですからふさわしい言葉とは言えません。
「ありがとう」とペアになった言葉は「どういたしまして」です。ただ私はこの言葉に少しだけ上から目線のイメージを持っています。上司や目上の方などに使う場合には注意したいですね。そんなときにはワンランク上の大人の言葉を使います。
「喜んでいただけて嬉しいです」
「お役に立てて良かったです」
基本なくして応用なし。「どういたしまして」と言う言葉が基本にあればワンランク上の言葉に上書きできます。
これからは「ありがとう」と言われたら「どういたしまして」と言いましょう。少し言いにくかったら「喜んでいただけて嬉しいです」などと言う言葉がすぐに出てくるといいですね。
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実績
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
「TALKNAVI」代表
元アナウンサー
話し方・マナー講師 マナープロトコール資格
全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp