奨学金の返済と貯蓄、どっちを先にしたほうがいい?

今村浩二

今村浩二

テーマ:今日のコンサルティング

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。

ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。

このコラム『今日のコンサルティング』では、
私が代表を務めるFPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」と気づいていただくきっかけになれば幸いです。



今日お話するお客様は、33歳の独身女性です。


職場の同僚からの紹介で、弊社の個別相談をご利用になられたW様。

大学進学で借りた奨学金、約600万円の返済のご負担から、
「将来についても上手く見通せなくなったので相談したい」とお越しになりました。


W様ご自身は、奨学金を返済してから自分の人生を歩んでいこうとお考えでした。
ですが、効率よく資産づくりを行うことを考えた場合、
奨学金の返済を優先するよりも、先に貯蓄(資産づくり)に取り組むほうが大きい効果を得られます。


資産づくりを優先したほうが良い理由は、低金利の世の中にあるからです。
私たちは金利が低いことで、「得るもの」と「失うもの」があります。

金利が低いことで、お金を借りやすく、返済の負担も小さくなります。
奨学金の利子も、0%を切ります(令和3年8月貸与終了・利率固定方式で0.164%)。

一方で、金利が低いために、預金につく金利も小さく、思うようにお金が増えません。
資産の増加は、かけられる年数と金利の掛け合わせです。

低金利時代の生活で「得るもの」と「失うもの」を理解して、
早いうちから資産づくりを始めることが大切です。


~マネープランをご実行されてのご感想~
今村さんの、「見えないから不安であり、見えるようにすれば不安でない」との言葉に、不安がやわらぎました。
とても有意義な時間をありがとうございました。


コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
※弊社サイトに移動します。

コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
※弊社サイトに移動します。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

今村浩二
専門家

今村浩二(ファイナンシャルプランナー)

株式会社ユニバーサル財務総研

女性のためのマネーセミナー「シアワセのマネーレシピ」を開催し、将来にわたり安心できる貯蓄法、運用法を身に付けたい女性を支援。悩みや不安をお金のプロに気軽に相談できる無料相談も随時受け付けている。

今村浩二プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

女性が安心できる貯蓄プランをつくるプロ

今村浩二プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼