車いすで
ひといきついて
家に帰ってきた。
母は今、ウチのいつものベッドで、ぐうぐう寝ている。
今朝も熱が続いていた。
昨晩、どうなるとしても、もうウチに連れて帰ろうと決めたので、ケアマネと主治医にそう伝えて、今後を相談した。
在宅なら、医療保険で往診、訪問看護が受けられるし、とにかく今出ている熱を下げるため点滴(水分200cc+抗生剤)を5日間することになる。
だいたいこの5日間で、持ち直すか、もう難しいのかの検討がつくから…とのことでした。口から食べられなくなって1週間になるから、現状ではどうとも言えないけど、この点滴で、今しんどい熱が下がり、母の持てる力がフルに発揮できるように!とのことでした。
昨日までの私の迷い、母にとって余分な人工的な延命措置はせんとこと思っても、このまま全く何もせず自然に任せる…というのは、ホントにその時期なのか?…が、この5日間の猶予ができたことで、すごく落ち着いた。
最低限の水分だけなので、栄養は口からとるしかないけど、点滴後、久しぶりに尿が200ccぐらいは出て、熱が下がり、今おだやかな顔で眠っているのを見ると、ちょっとひといきつけた。
晩ごはんは、ちゃんと味がした。(単純…)
明日からのことは今日は考えず、隣で眠ろう。
いつ呼び出しの電話が鳴るかとビクビクしていた昨夜とはおおちがい。
ホントにいっぱい助けてもらっている。
ありがたいです。
おやすみなさい…