沁みついて
寒さで縮こまっている父だが、畑のコトは、いちおう気になるみたい。
2月末にはジャガイモを植えんとアカンので準備していかな・・・と言う。
さっそく、畑部始動なり。
昨日の午後、父には車の中から指示だけしてもらう約束で、出掛ける。
耕して、畝を作り、30cm間隔を測って、必要な種イモの数をとる。
大根を抜いて、蕪とキヌサヤのネットが強風で外れていたのを直して・・・と、
次々することがある。
遠目に見ている父が、時々クラクションをププッと鳴らすと、
私が犬コロのように走って行って、指示を聴いてくる・・・を繰り返す。
1時間ぐらいで本日の作業は終了。
風がけっこう冷たくて、寒かったけれど、動いているとあったまった。
父もご満悦。
家に帰ると、
今週中に、種イモを買いに三木まで行ってくる・・・と言う。
ず~っとストーブにへんばりついて、私が居ると、3歩の移動すらせずに、あれとって、これとって・・・と言っていたのに、やっぱり大事な大事な畑のコトでは、動けるみたい。
大丈夫か??と思う反面、ちょっとホッとした。
やっぱり、「やろう」と思う気持ちがなにより。
気力だけは、どんなにがんばっても、外から補うことは出来ないから。
ジャガイモに背中を押してもらって、ちょっとずつでもまた進めるかな。
くれぐれも無理のないようにで。