沁みついて
今朝、ちょっと早起きして、父と一緒に畑に行った。
平日の朝に?
そうなんです。
なんでも、石灰を撒かないといけないらしい。
いちおう土日は“弟子たち”が、ちょこっと手伝ってはいるものの、
台風やらなにやら天候不良もあり、どうやら、本来のするべき作業が、
時期的にはずいぶん遅れているよう。
キマジメで、融通の利かない父としては、
まあ、まだまだ体も思うようにはならないので、
ずいぶんガマンもしていることだろうけれど、
とにかく、この週末に次の作業が進められるように、
石灰は撒いとかんとアカンらしいのでした。
撒いて、耕して、週末に畝作りをするので、少し畔を整えて・・・
ん???なんか、居る・・・
土がポロッと崩れたところから、なにかが見ている・・・
もう少しで気づかずに踏みつけるところだった。
冬眠に入りかけたところを、ふいに起こされて、何やらわけわからん・・・状態の
大きなカエルの目が、瞬きもせずにじっと見ている・・・
ごめんっ!起こして・・・
でも、ここに居てもらったら、ちょいと邪魔。
スコップで掘り出して、引っ越しさせようかと思ったけれど、
父は、昼間気温が上がったら、勝手に出てきて、
どっか他にイイトコ探すやろ・・・と言う。
そうかな・・・でも、今は寒そうで、固まっているヨ。
はみ出た上半身に、そっと土を薄くかぶせといた。
ごめんね・・・
カエルが冬眠する前に、畑の秋冬準備は終えとかないとアカンかったんやなぁ
やっぱり、“時期”は大事なのデシタ・・・