百日たって
昨日、吉野山に行ってきた。
東京から友人が、どうしても吉野の桜を見たいと「日帰り旅」を強行するので、
一緒に行く~と、朝から出かけてきました。(ただの平日やのに・・・)
(ちなみに東京からは6時間、神戸からでも3時間半)
キャンプやら何やらで吉野に行くようになって、かれこれ12年ほどになるけれど、
いつも夏と冬で、見事に吉野のオンシーズンを外した時期にしか行ったことが無い。
びっくりした。
近鉄に乗った時から、えらい人やな~と思ったけど、
吉野駅に降りると、ケーブルとバス待ちの行列がすごい。
もちろん、並ぶことなく、歩きましたとも。
歩いて登った道は、人気もちらほら。
杉木立を見上げ、湧水を受け、桜はどこ~?と、歩いて行った。
桜の花は見当たらないのに、桜の花びらが道にたくさん落ちていた。
かなり登ったと思われる辺りで振り返ると、
今まで歩いていた道の斜面は一面うす桃色に見える。
ほとんど花びらが散った木も、葉っぱや残った花芯の色で遠目には薄紅色。
そこに居た時にはわからないのに、離れてみると、まさにピンクに染まっている。
不思議な感じ。
上がりきって、中千本?を見渡した。
山がピンク。ほわほわとしたピンクに見える。
満開は先週の木曜日あたりだったそうだけど、十分満喫しました。
吉野に住む友だちから桜のシーズンは、通りが大混雑時の御堂筋線ホームのようと
聞いていて、そんなことないやろ~と笑っていた。
しかし、ホントに金峯山寺を中心に、どの通りもすごい人だった。
個人的には、桜はみたいけど、人通りの少ない、しっとりした吉野山を歩きたいなあ・・・なんて勝手なことを思った。(みなさんそう思ってはります。はい・・・)
(桜の経済効果などもいろいろ聞いているので、たくさん来られてこそデシタ・・・)
公園や道で見上げて愛でる桜とはちがう。
山を見渡す・・・というこのお花見。
一目千本。
また、来たい。
ぜひどうぞ!