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余地があって・・・

坂部智子

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テーマ:母の介護

母の寝相が相変わらず悪い、イヤ・・・ひどすぎる。

深夜、隣から、ギギギッとも、ザザザッともいえるような音がかすかに聞こえてきた。
恐る恐る母のベッドをのぞくと、あるべきところに上半身が無い・・・
いや、あるのが、足・・・しかも、片方は柵から出ている。
それなら、上半身はいったいどこ???
柵の反対側、襖とベッドのわずか8cmほどの隙間に頭を突っ込んでいる。
(写真を撮っておけばよかったけれど さすがにあわてて、そんな余裕はなし)

いくら頭が小さいといっても、大人の頭がフツーは、入る隙間ではない。
引き抜こうとした寸前に、襖が外れて、反対側に倒れた・・・

頭も顔も上半身全部が汗でびっちゃんこ。
倒れた襖を見れば、頭の形に破れ目ができて、
しかも頭を押し付けられていた部分は汗でふにゃふにゃ。
上記の、ギギギッとも、ザザザッともつかない音は、
持ちこたえられなくなった襖が、外れていく音だったよう・・・

おそらく、いつものようにベッド上に起き上がって座り込んで、
そのままうつらうつら・・・して、前につんのめって、
襖の方に倒れて、少しずつお尻をずらし、足を抜いて・・・
だんだん頭が、隙間にはまりこんでいった。
襖が紙だから、汗でぬれて伸び、さらに持ちこらえれずに破れた。
さらにグイグイ押し込まれて、とうとう襖が外れた
・・・というのが、コナンくんの名推理。(いや、誰でもわかるし・・・)

ベッドの横が、すぐ固い壁だったら、頭を打って終了。
隙間がもう少し広くて、頭が徐々に入り込んでいったら、
頭のほうが変形したかもしれない。
襖の材質と、外れるという“余地”があったから事なきをえた・・・と言える。

絶対、またやらかすし、
ベッドと壁の間に、マットを突っ込んで防御するか、
自分で起き上がりができるコトによるので、しばらく布団にもどすか・・・
悩んでいる。

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