心配する側になって
オリンピックが始まった。
朝から開会式を見た。
こんなにたくさんの国があって、どの人も素敵に輝いた笑顔で
この画面を見る限り、なんだか、世界が平和に満ちているようなそんな気になる。
(現実との乖離は、どんどん大きくなるのに・・・)
そうそう、この4年に1度というところで、
けっこう私自身、比較的大きな なんやかんやに当たっている年なのである。
4年前(北京オリンピック)= 突然に会社を辞めなくてはならなくなって、
起業することを決め、頭の中の妄想と格闘の日々。
ケアマネの試験勉強に時間を取らないといけないので、誘惑に打ち勝ち
TVは見ていない。えらかった頃。(自分で褒めとく)
その4年前(アテネ)のさらに4年前(シドニー)
福祉住環境コーディネーターの資格をとって、在宅介護部という部署への異動を
希望するぞ~と、自分から行動を起こした年。
その4年前(アトランタ)のさらに4年前(バルセロナ)
前の年の秋に3年半の入院からようやく自宅に帰り、家で生活できることに
喜んでいた日々。入院中はTVがなかったので、TV三昧。
体力なくて、TVを見ているだけでしょっちゅう熱を出していた。
母が怒って、オリンピック応援禁止令を出した・・・
8か月になる甥っ子を預かっていて、私の介護と甥っ子の育児で
母が最強に元気でパワフルだった頃。
その4年前(ソウル)
入院中のベッド上で、卒論を書いていた。
隣のベッドのおばあちゃんが、大きな大きな音でTVをかけていて、
いちいち実況中継をしてくれていた・・・
入院して、2か月。まだ、そんな長い闘病生活がこの先にあるとは知らずにいた頃。
その4年前(ロサンゼルス)
一浪中の受験勉強の合間のはずが、長い休憩時間となってしまい・・・という頃。
どうやら、この頃の記憶が強烈で、なんかオリンピックというと、
こそこそTVを見る・・・という行動に出てしまう・・・
こうして振り返ると、もちろんこの4年ごと以外にも
いろんな事柄が起こっているのだけれど やっぱり大きな節目にはなっている。
そういう意味では、今年も大きな節目。
これから先の人生において。
4年後の自分を具体的には想像できないけれど、
きっと確かな道を歩いているはずだから。
今年のオリンピック、
私の興味は、やっぱり体操かな
あと、水泳と、女子サッカーと、マラソンと・・・
フツーにミーハーなんでした。