ちゃんと聴いてる
昨日から、母は二回目のショートステイに行っている。
今回は二泊三日。
またまた持ち物全部に名前を書いて、
寒いか暑いかよくわからない気候なので 重ね着できるようにあれこれ詰め込む。
先月、初めて利用した時は、こちらもけっこう気になっていたけれど
落ち着いて過ごせたらしいので、今回はもう全く安心している。
ただ、家でもたまに出る、母の暴言に、ちょっとしたトラブルはあったらしい。
食事中に母が前の席の人に「アホかっ!!!」とけっこう大きな声で言って
「そんなん言わんとき」と言われて、その人の食器を ガッと、引っ張ったらしい・・・
そこで、スタッフの人が飛んできて あとはとりなしてくれたそうだが・・・
母の認知症のことを、他の利用者さんたちはまだわからない状態で、
スタッフも「今後はもっと気をつけます・・・」とのことだった・・・
でも、なんというか、
認知症だからといって、言われて嫌なことを相手が我慢しないといけないわけでは
ないし、
母もそうそういきなり暴言を吐いているわけでもないだろうが・・・
まあ 家とは違う環境の、母には、なじみの薄い「集団生活」というのに
この歳になって、この状態で、「慣れる」というのは、まずないだろう。
それでも、「いっぱい歌をうたっていた」とか、
「おしゃべりをたくさんしていた」ともきいている。
父と私が、羽を伸ばす間、
母も、関わって下さるたくさんの人と いろんな時間を積み重ねているのだ。
明日は、どんな顔で帰ってくるかな。
また次も、元気に機嫌よく行ってくれたら
やっぱり、こちらは 助かるなあ。