沁みついて
何かが心に引っ掛かっていたり、気持ちがザワザワするときに、ふと目についた言葉。
そう、今それが欲しかった!と、まさに“言いえて妙”な言葉に出会うことがある。
昨日、愛読書「暮らしの手帖」で見つけた。
「解決しようとか、答えを見つけようとはせず、それに対して、どう自分が対処するかが大切です」
どんなに考えても、現状打破できそうにないことが、多々ある。
にもかかわらず、考える。
ぐるぐる考える。
「どう対処するかが大切」
そうか、そうなんや
解決しようなんて おこがましいんや
「自分がどう対処するか」
とてもシンプルに、スコンと心に入った。
こうして見つけた言葉たちを、心の“ひきだし”に入れとこ。
そして、よくよく咀嚼して、自分の血肉に染み渡らせる。
また必要になった時、今度はもうただの受け売りではなくて、
ちゃんと苦楽を共に通り過ぎた言葉として、取り出せるように。
今お気に入りの、例の「蟹座」の本に、書いてあった。
『蟹座の行動パターン
模倣も蟹座の特徴
パクるのではなく あくまで良いところをまなぶという意味
完全にコピーするのではなく どこかに工夫を入れ 自分のカラーをだす 云々』
“お墨付き”というとこですかね。
自信を持って、ちゃっかり、いろんないいコトを、“ひきだし”に入れとこ。
使いこんで、いい味出せたら、いつか、なんかの、誰かの役に立てるコトを
ス~ッと差し出せるかもしれない。