読んだ本その7
12月になると、プレゼントを買いたくなる。
“クリスマス”というより、“お歳暮”の気分かな・・・
日頃の感謝をこめて、あれこれ探して選ぶのはとても楽しい。
ついでに言うと、日頃はかなりな“セツヤク”生活を送っているが
プレゼントとなると、「値札を見ないで選ぶ」ことにしているので
ちまちましたストレスが無いのも、とても気分がよい。
そうそう、本題、
読んだのは 石井ゆかりさんの12星座シリーズ
自分の星座の「蟹座」。
いつものように、個人的な感想をあげると
とても面白かった。
ここまで丸々全肯定してもらっていいのか・・・と思うほど。
(実際に、全肯定することが書いてあるわけではないですが)
(いいとこも悪いとこも挙げてあります)
小説のように、登場人物に感情移入するのでなく、
論説のように、納得して理解する作業に取り組む必要もなく、
この本に書いてあること全部が、属する星座=「同じ王国に住む一族」についてのことだという
なんだか不思議な安心感に包まれて、読み進める心地よさ、気安さがある。
言葉が、文章がとてもとても優しい。
あまり好きな言葉ではないけれど、
「満たされた」、「癒された」という感覚。
そういうものを求めていた・・・ということに気づかされて、ちょっと苦笑いしてしまった。
もともと、私は占いの類が好きでも嫌いでもなく、信じるとも信じないともいえる。
雑誌の後ろにある今月の占いコーナーなどは、ちゃっかり「いいとこどり」して、心の平安を得る・・・という活用をさせてもらっているのだが。
本の帯には、シリーズ合計100万部突破!
とあるので、すでに十分知られた本なようですが、そういうのには疎いもんで・・・
いつも行く本屋さんの、お気に入りコーナーの隅に積んであったのが、今日は突然目に入った。
ぱらぱら立ち読みして、即決。
「蟹座」と、プレゼントに「蠍座」「魚座」を買った。
贈る相手が、どんな顔して読み進めるのか楽しみ。
読み終わった時に、私のように、ちょっとニンマリしてくれたらいいなと思って。
シリーズ全12冊を読んでみたいと思った。
(こちらは立ち読みで・・・スミマセン)