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読んだ本

読んだ本

2011年11月4日 / 2011年11月8日更新

コラムのテーマを一つ追加しました。
「読んだ本」です。
日々の仕事、母の介護、お得意の妄想・・・などに明け暮れる合間に
けっこうな量の本を読んでいます。
そもそも読む本を選ぶ時点から、その時々の精神状態や、関心ごと、必要に駆られてなど
もしかしたらコラム以上にダイレクトに、今の自分を反映しているので、
こちらも 紹介させていただこうと思いました。

今日のは、こちら。
『満月の夜、母を施設に置いて』・・・・藤川幸之助さんの詩集です。
認知症のお母さんを介護する日々(現在進行中)の中で紡いだ詩。

半年ほど前に、母のケアマネさんから、いただきました。
半年前に読んだ時と、今とでは、自分の想いが違うのか、
しみる言葉が、詩が変わる。

心が弱っている時は、泣き疲れるので、とても読めない。
けれど、泣き疲れると、少し、心のザラザラが緩んだ気がして、
泣いている自分、まだ泣いていられる自分を客観的にみることで、
また顔を上げて、まだまだ大丈夫だと思える。

介護の経験がある方、無い方、女性、男性、年齢・・・などなどによって
もちろん、私のように、その時々の自分の状態によって
受け取り方は多様と思う。

こうして、言葉として、
自分の中から取り出して、
そっといつくしんで、詩になった想い。

自分では、言葉にしようがなくて、出しようがなくて
貯まるばっかりの想いも、
こうして、詩となって ほらっと差し出されると、
心の奥の奥の深いところが、ふっと、緩む。


今日出会った、Aさんの息子さん(50代後半)。
一人で、ご両親の介護をして(介護サービスはいろいろ使ってはいるが)5・6年とのこと。
3年前に父親を見送り、今は母親の介護をしている。
夜はお酒を飲んで寝るという。
飲む量が増えたという。
それでも、夜間のトイレ介助があるので、酔いたい気持ちを、冷静な頭が抑え込む。

飲みに出たり、人に介護のことをしゃべったりすることはない・・・という。
言うても仕方ない・・・と笑いはる。

胸に閉じ込めたたくさんの想い
半端な酔いで、抑え込む。

飲み込むのでなく、出す手立てが、いる。
ぜったいに。

そう思って、さっきまたこの本を開いた。

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