「当たり前」を「不便」と気づく

自転車が新しくなった。
正確には、やっと新しい中古の電動自転車を買った。
いつかやる・・・と思っていたことをとうとうやってしまったので・・・

ついに、今まで乗っていた電動自転車の鍵を失くしたのです。
降りて、ロックして、さあバッテリーを抜こうとしたら、
いつものカバンのポケットに鍵がみあたらない
よくあることなので（おいおい）、あちこち、手を突っ込む・・・
駐輪場で、よその自転車の荷台を借りて、カバンの中身を全部出す・・・
無い、無い、無い・・・・

翌日、昨日の全行程を辿り直した。
絶対にぽろんっところがって落ちている・・・と楽観的に疑わず・・・
しかし、無情にも見つからず・・・ようやく焦る。

中古の電動自転車を初ネットオークションで購入したのが丸3年前。
来た時から、バッテリー残量ランプは4個のうちの3個までしか点かず。
最近は、フル充電しても、乗って数分で点滅が始まる・・・という状態ではあった。
しかし、予算の優先順位の都合上、バッテリー交換かなんらかの改善は来年以降の予定であった。

という状況でのこの事態。
偶然にバスの中から「中古電動自転車専門店」という電柱の張り紙を見つけて
訪ねて行って、即決で購入に至りました。
（鍵なしの古いのも、無料で引き取ってくれました～大助かり）

昨日が初乗り。
この、軽さは何？
脚は乗せているだけのような軽さ。

今まで乗っていたのも電動のはずやのに・・・・
バッテリーが弱ってきているから、多少は脚力で補わなアカンとは思っていた。
どうやら、ほぼ脚力だけで、走っていたらしい。
最近、疲労度合が強かったのは、私の体力が落ちたせいではなかったんや～～

日常の不便を当たり前と思っているお客様が多い・・・といつも思うし、
このコラムでもよくとりあげているけれど、まさに自分がそうでした。
鍵を失くさなければ、まだ当分あの苦労を重ねていたと思われる。
うっかりも　たまには役立つ。（こらこら）

当たり前と思うこと
事情を優先して、頑なになること
そこから抜け出して改善するのは、何かきっかけがないと難しいということもよくわかった。
人のことは見えても、自分のことは気づかない・・・ということも。

反省、反省。
活かしていきます。