外でスッキリ
昨日母は、晩ごはんの途中からウトウトしかけ、
8時半に布団にころがると、なんと朝6時半まで爆睡。
ほとんど寝がえりすらせずに。
しかも、6時半にトイレに行くと 紙パンツは全く濡れていない!!!
(一昨日までの あのばく大な量はいったいなんやったん~~???)
帰宅した時、母はひどい軟便で
正直、あ~~また今晩もトイレ騒動か・・・と思っていたのに・・・
なんやろう これは・・・
父と、顔を見合わせて、思わず笑ってしまった。
介護に正解は無いし、定型もないし、
その時その時に向き合って、手探りで進むしかないと
いつも言っているけれど。
ほんとに笑ってしまうほどに こっちの思惑を超越したところで
母は ひょんひょんと鼻歌うたって、足取り軽く 飛び跳ねているようだ。
(母に限ったことではなく)
前もって、いろいろ考えたり、ある程度の予想をたてることは、
現実に起こる様々なこと(明らかに悪いこと)に対しては
ショックを和らげる意味で有効で、
少しずつ 自分の中に いろんな“保険”を溜め込んでいた。
もちろん、仕事も含めて いろんな知識や経験が 役に立たないというのではない。
けど、なんというか、この“超越した事態”が、ひょいっと顔を出すので
そんなことよりも、他に大事なコトがあるんやったと
改めて思いだす。
たまにもらえるご褒美かな~
と、ちょっとこんなうれしいことがあると、またこうしてすぐに調子に乗る私である。
プラス方向でもマイナス方向でも、どちらに超越することも起こるんや。
必要なのは、知識、環境の備えではなくて、
やっぱり気力、体力と、
お~きたな・・・と思える“心のゆとり”だとしみじみ思う。
(真っ暗などん底で拾った”本能の愛”のカケラだと言うのは、ちと照れくさいし)
(そのカケラを持ち続けられるのにも、気力、体力、心のゆとりが必要デス)