百日たって
庭に、知らん間に大きくなったサクランボの木がある。
この時期にキレイに実がなるようになって、5年ぐらい。
といっても、小さな小さな実で、かなり酸っぱい。
実が生りだした最初の頃は、父が用心深くネットをかけたりしていたけれど
我が家でサクランボ好きは私だけなので、
そんなに食べられへんし、いいよ~野ざらしで・・・・と言った時から
カラス、ヒヨドリ?たちに 根こそぎやられている。
今年も。
少しずつ色づきだした頃から、朝早くに、偵察部隊がやってくる。
カラスは1羽で。
ヒヨドリは3羽ほどで。
ギャーギャーうるさく検討会をして、
食べごろにはまだ早いとなると、そのまま帰って行く。
数日前、見上げると実がいい色であるので、取ってみた。
ことごとく、つつかれている。
難を逃れたのをパクリ・・・かたくて酸っぱかった・・・
その後、ヒヨドリの偵察部隊が来る頻度が増えた。
昼間も夕方も来ているらしい。
どうやら、食べごろまでにはまだ間があるけれど、
カラスよりは立場が弱いので、なんとかカラスに奪われる前に確保したいよう。
(私のことなどは、全く相手にしていない)
今朝、早くから、ヒヨドリがうるさく鳴いていた。
(早起きの)父がのぞいてみたらしいが、
3羽が実をつついて、2羽ほどが電線にいて、
入れ替わって、また次の4・5羽が来て、入れ替わって・・・・で、
カラスが3羽でやってきたら
残りはあっさりあきらめて、ヒヨドリたちは去って行ったらしい。
私が起きて見上げた時には、3個ほどの実が ポツリんと残っていただけ・・・
後から来て、大きさと力にまかせてヒヨドリを追い払ったカラス達よりも
確実に しっかりとおいしいところは食べていたようである。
鳴き声がうるさいし、かわいげがないので好きじゃないけど
事前にしっかり調査をして、綿密な計画を立てて、役割を決めて実行したヒヨドリ軍団。
すごいな~と感心する。
変えられないハンディがあるなら、知恵と工夫とチームワークで立ち向かう。
弱肉強食に甘んじない。
話がとぶけれど、
3年目に入った「ともべぇ」も、そこ(どこ?)は大いに見習わないといけない。
強化したいのは、外からの知恵。
異業種というか、モノづくりや町の発明家さん、IT関連などからの知恵がぜひとも必要。
その知恵をつなぐこと。
個人レベルの不便、不自由の“解決済事例”を 少しでもつくっていくこと。
介護すること、されること、
特別でない、ごくフツーのこととして
暮らしの中に、生活の中に、生きる中に
『さ、ささっ、もそっと近こう・・・(時代劇好 笑)』と
自分の方に 引き寄せられるように
なんかしらんけど、まあ何とかなるか~ と思えるような
そんなサポートができたらと思う。
3年目。
プロとしての視点、技量を磨いて、
フツーの(これでも自分では普通と思ってるんデス)感覚を大切に、
元気に 笑って 励みます。
どうぞよろしくお願いいたします。