外でスッキリ
土曜日のお花見、「王子動物園の夜桜通り抜け」へは、無事に行って来れました。
電車の乗り換えも移動も、エレベターとエスカレーターと、無いところは階段を使って
ずっと、ぎゅう~っと手を握りっぱなしだったので
今日はかなり肩こりです。
ついてすぐの、まだ明るいうちに遊園地に入って、
予定通り、「パンダ豚まん」食べました。
うすピンクの「パンダあんまん」もあった。
あんこ好きの母には「あんまん」を買った。
(素早く手が出て、もう次の瞬間には、パンダの顔は半分になっていた・・・)
空いているうちに 観覧車に乗ろう~ そうしよ~ と、るんるん並んで
すぐに順番が来た。
え~パンダの一つ前や~・・・まあいっか~
ここで、大問題。
母の足が上がらない。
一つ飛ばして再挑戦。
(やった~パンダや~ と まだこの時は内心喜んでいた・・・私です・・・)
が、乗れない。
係の人がお尻を押してくれたけど、「ギャ~~~」と叫んで体がこわばった。
あきらめて、
ごめんなさいを言って、階段降りた。
そうか、
もう、乗れないんや・・・・・
怖かったね、ごめんね、と母に言いながら(不覚にも、涙が2滴)・・・・
ここに来るまでの道中 エスカレーターも乗ってみて、
さっと足が出ることを確認はしていた。
(乗れるか乗れないかは、身体能力というよりは、気分の要素が強いと思っていたので)
それで、大丈夫やと、思っていた。
何の根拠もなく、大丈夫と思っていた。
でもなあ、よく考えたら というか、
ちょっと考えても、確かに、この“観覧車に乗る”という行為は
とてつもなく高度な技(片足立ちで、動くタイミングに瞬時に合わせる)だ。
(今さらで申し訳ないです。観覧車が好き過ぎて、乗ることしか考えてなかった・・・)
エスカレーターも動いてはいるけれど、目の前に来たのに、
止まったままで足を乗せたらOK。
しかし、観覧車は、横動き。
足を上げた時には、もうカゴはそこにいない。
しかも出入口幅は、せいぜい50cmぐらいしかない。
この間から、足を乗せて体を入れて、入り込むというのは本当にすごいことやわ。
しかも、こんな動きは、日常生活のどの動作を考えてみても、することは無い・・・
遊園地のアトラクションのあらゆるものが、こんなに乗れる人を選んでいるものだと
改めて、思い知った。
(ホントに 今さらで申し訳ないです・・・・)
(私自身が小心者なので、元々乗れるモノが限られていて、
数少ない乗れるモノである“観覧車”は、比較的、誰でも大丈夫~なモノと思っていた・・・)
ゆっくりと遊園地を出て、桜並木の下を見上げながら歩いて、
今年のお花見「夜桜通り抜け」は、おしまい。
帰り道、電車もバスも 乗り換えがギリギリで、
手をひいたら、母はしっかり走ったし、
バス停からの階段(今度写真撮ってきます。すごい段数ある)も、ずんずん登った。
(上がる・・・というより、登る・・・が正しいような階段なんです)
観覧車に乗れなくても何にも困らへんやんな~
そうやんな~ と言い合う。
おまけのお花見。
特別な夜。
一緒に行けて、よかった。
(こんだけ、いろいろ思いつつも、それでも心の裏ではまた考えている。)
(どうやったら、いつまでも観覧車に乗れるのかを)
(さすがに、母で試すつもりはもうないけれど)
(体を横にして構えとく とか、あらかじめ踏み台を用意しておくとか)
(何に気を付けて、何の訓練をしてたらいいのか・・・・)
(すごくすごく自己中やけど、いつか自分が乗れなくなる日を、
先延ばしにする方法を考えている・・・・私なんです・・・)
HA~~ アホすぎる・・・
それよりもっともっと、
ホントにもっと誰もが乗りやすく、安全に楽しめるアトラクションを増やせたら。
観覧車の方の改良などを 形にできたらなあと思う。
一度も、乗ったことない人が、たくさんたくさんいる。
一度も、来たことない人が、たくさんたくさんいるのに。