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頭に絆創膏

坂部智子

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テーマ:母の介護

土曜日家に帰ると、母の頭に絆創膏が・・・・
診察に行ったクリニックの入口でこけて
頭を打ち、すり傷&たんこぶができたらしい。

まあ、こけたところが、運よく(?)クリニックだったので
すぐ処置してもらって、やれやれです。
(整形外科なので、撮ったのはレントゲンだけらしいですが)

まれに硬膜下血腫が起こることもあるので・・・要経過観察とのこと。

※硬膜下血腫 
 契機となる頭部外傷の直後は無症状か頭痛程度の症状しかないことが多く、
このため、病院を受診しない人がほとんど。
通常は3週間~数カ月かけて血腫がつくられて、頭蓋骨の内側の圧が高まり(頭蓋内圧亢進)、
頭痛や吐き気・嘔吐が現れる。
血腫による脳の圧迫症状として半身の麻痺(片麻痺(かたまひ))、
言語障害などが初発症状のこともある。
 軽度の意識障害として、元気がなかったり(自発性の低下)、
ぼけ症状(痴呆様症状)がみられることもある。
血腫が増大していけば意識障害が進行して昏睡(こんすい)状態になり、
さらに血腫による圧迫が脳ヘルニアの状態にまで進行すると、
深部にある生命維持中枢(脳幹)が侵され(呼吸障害など)、最終的には死に至る。

と、ある。

子供のころから今に至るまで、しょっちゅう私は、
あちこちで頭を打ちつけているので、“たんこぶ”は、とても身近なお馴染みさん。
上述のようなことにつながるとは、考えたこと無かった。

しかし、今の母は、全く無防備にこけるので、
そういう意味では、いろんなことを想定しておく必要はある。

しかも、今の母の状態から、いつもとは違う”軽度の意識障害”などを
見分けることができるのか・・・・・


高齢者において、“こけない”ことは、やはり何より大切。

手すりがあっても、側についていても、
“絶対”の安心はない。

あらためて、そう思う。

母は、テープが痒いのか、たまに頭を触って、
「痛い~~」と、言っている・・・・

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