兄妹
今日は、甥っ子の卒業式(高校)。
昨日、自分が高校卒業してから“ン十年”か・・・と改めて気づいて
がっくり(?)したけれど、
あのチビッ子だった甥っ子が、同じく(?)高校を卒業するかと思うと
信じられないやらより もうまったく不思議な気がする。
そして(?)、改めて私が元気になってからの年月を実感する。
甥っ子も いわくつきで誕生した。
予定は1月末だったのに、12月10日の朝、兄から悲壮な電話が入った。
(と、母から聞いている)
姉が、卵巣破裂して救急車で運ばれ、
赤ん坊をとにかくすぐ出して~・・・と、緊急手術したらしい。
未熟児で生まれた甥っ子は、たしか3カ月ほど保育器に入っていた。
姉が入院している間、甥っ子を家で預かることになった。
当時、私はまだ自宅療養中。
乳飲み子&寝たきり娘を母一人で全部世話してくれた。
(とてつもなく大変だったと思うけど、その当時の母は
記憶の中のどの時代より、パワフルにたくましく輝いていた。)
甥っ子の、首が座って、寝返りができて、這い這いできて
つかまり立ちが出来て 歩けるようになった・・・・のと
ほぼ同時進行で、私も歩けるまで回復して行った。
甥っ子が大きくなった時に、
「そう言えば、自分が這い這いしていた時、一緒に這ってた人がいたよな~」
なんて覚えているかな~と 母と笑ったっけ。
もちろん覚えてはいないけれど、
その当時の山ほどの写真を貼った「ゆうやアルバム」をこの前来た時に見つけて、
我が家で過ごした時間に 見入っていたらしい。(父談)
そうして大きくなった。大きくしてもらった。
そうして、私も元気になった。元気にしてもらった。
18年経った。