雪道

いやあ～まいった。

昨日17時半の時点、三宮では 雪は降りつつも びちゃ雪で 道路も濡れているだけだった。
直接帰ろ～と思って、地下鉄で名谷へ。

バス停は長蛇の列。
運休表示はまだ出ていないバスも 来る気配なし。
待ってて、もしバスが来ても当分乗れそうにない とあきらめて 歩いた。

フツーに歩いても 帰りは上り道のため、40分はかかる。
ちんたらトボトボと 一時間半近くかかって ようやく帰り着きました。
この程度の雪で・・・
ハンパな都会の奥地は 脆弱です。

最近は積もらなくなったけど、昔はひと冬に5回ぐらいは これぐらい積もっていた・・・はず。
地下鉄が開通する前は 雪でよく学校が休みになった。
（先生たちが来れないため）

休みになっている学校に わざわざ行って（歩いて30分以上はかかる）、
同じように出てきた子らと校庭で遊んだ。
なぜか子供心の妙な意地で 長袖の体操服を着ることは 「ひよわっちぃ」とされるので、
あの寒さの中、半袖体操服の上にセーターを着て、
当時「PATTY＆JIMMY」で流行っていた”スタジャン”を着て、
もちろんタイツもブーツもなく、生足＋ハイソックスで 雪の中を駆け回っていた。

ヒートテックもプレミアムダウンもない。
唯一 手袋とマフラーが防寒具。

雪も、何日も溶けずに残っていたなあ。
放課後、いつまでも遊んで、毎日寄り道していた。
そうそう 学校にストーブがあったのは 当たり前じゃないと 高校生になって初めて知った。
（長田辺りの子らからは 「お山の学校やからな～」と言われた）

なので（？）
一時間半の道中も、ついつい寄り道をしてしまった。
やっぱり 足跡のついていないところを歩きたいし、
木の枝の上の雪は 傘で落としたいし

ということで、
家に着いて、「ホンマに市バス困るわ～」などといいながら、
実は けっこう楽しんできたのでした。
（呑気にしてられるのも　”タマに”やからよね～）

（雪国の洋子さん～～　軟弱でごめんなさい・・・）