心配する側になって
今、事務所で いただき物のショートケーキを 食べている。
(インキュベーション・オフィスなので、
他のお部屋の方から おすそ分けなどがけっこうあって
いただくばかりで恐縮ながら いつもありがたくよばれている。)
久しぶりの甘いもの。
(スイーツという言葉は、なじみなく使い慣れていないので
甘いものとしか書きようがなく、これでいきます。)
ここ1・2年で生活の中で何が一番変わったかというと
ちょっと待ち合わせて“お茶する”というような機会が無くなったこと。
なので、たまにそんな機会があると、
メニューに見入ってしまい、いつも以上に決められなくなり
たいがい同席者に 笑われる。
私の大食いを知っている人なら、「また追加で頼んだらいいやん~」と言う。
(しかし、私には別腹がないので、甘いものが入るスペースは案外少ない。)
そう、“別腹”というのが私にはわからない。
お腹一杯食べたら 後は もうどこにもすき間はないので、入らない。
どんなに大好物であっても、あるなら最初から言っといてよ~・・・・となる。
ちょっとショックだったのは、
先日TVで、同じ年齢のサルの老化の進み具合の研究をやっていて、
片方は好きなだけえさを食べ、もう片方は腹7分しか食べさせないというの。
結果は 明らかに見た目だけで 大きな差があった。
もちろん若かったのは“腹7分のサル”・・・
ただ、空腹をがまんして動くことで、体内のミトコンドリアが増える~ともいっていた。
それなら、いつもいつも空腹をがまんして働いているぞ~ と
強気になる。
ようは、食べている量と消費する量のバランス。
今のところずっと、消費量の方が(無駄に)多いようなので
太ることはなかった。
今日みたいに 予定外の差し入れがあると、恐らく食べている量が増えるけど・・・
久しぶりの 甘~いクリームと ふわふわのスポンジに
にんまりうれしくなった時間は
理屈抜きで 心身にとてもよいと思われる。
母はずっとお腹の調子がよくなくて
食事についてはいろいろ我慢させているので 少々後ろめたい・・・
治ったら 好きな物を買ってくるからね。
母は、何よりも食べることが一番の楽しみになっている。
若いころからほとんど食には執着がないように思えた母がこれなので
私が老いた時は どうなるんやろ~と思うと
かなり おそろしい・・・
太ったおばあちゃんになることが なんでか昔からの夢だったけど
介護の立場からすると、実際この身長(168cm)で太ると 嫌がられるなぁ・・・・
・・・ケーキを一個食べながら、思考はここまでぶっ飛んでいる・・・