人を傷つけるのは
基本的にお調子者なので、季節行事は大好き。
特にクリスマスは、あるだけの飾りを出して
(入院中に戴いて 病室を飾ってくれたものがいろいろある・・・
ミニツリー、サンタさん、トナカイファミリー、リース、ツリーのマトリョーシカ・・
その他まだまだたくさん)家じゅう賑やかにする。
今年もいつものように飾りつけをした。母も喜んでいっぱい触っている。
家にいると、視界のどこかには“クリスマス”が入ってくる。
にもかかわらず、今年はなぜか 気分は別のところな感じ。
クリスマスも季節すら超えたところで ただゆらゆらと漂って 何かをこなしているよう。
なんやろうな。
忘年会は全部 行かない。
10年続けた(正確には9年か)恒例の“吉野のお餅付き”も今年は行かない。
当り前にやっていたいろんなことが 簡単にはやりくりがつかず、
“優先するもの”を取ると、不可能になった。
(書くと、しょうもないし、もちろんそんなことだけじゃあないけど
ここに書いているってことは、鬱積したものがあるんやなぁ・・・・)
というわけで(??)久しぶりに 本を買った。
“クリスマスプレゼント for me”で機嫌をとる。
・江國香織さん「とるにたらないものもの」
・有川浩さん「阪急電車」
・佐野洋子さん「役に立たない日々」
とっても 自画自賛のniceな選考でした。
一気に読んで、この先何度もくりかえし読む本になる。
そして(???)、水族館に行った。
クラゲに会いたかった。(「流れ星」の影響が大か・・・)
ミズクラゲの説明には ちゃんと「死ぬと体は水に溶けてなくなる」と書いてあった・・・
心ひかれたのは、
生まれたての 小さなちいさな“サカサクラゲ”
名前は覚えられなかったけど 砂から頭を突き出している小さなへんなの
やたら大きくて ほとんど動かない深海魚・・・
ちっちゃいくせに個性的なのや 自分の大きさ(存在?)を持てあましているように見えるような やつら・・・・
たのしかった。
元気になった。(元気やけど 心の奥が)
普段 遠く離れてしまっていると感じているけれど、
日常のすぐ隣にある、手を伸ばせば届く。
いっぱい 救われている。
幸せな ゆらゆら。
ありがとう。