ちゃんと聴いてる
2月16日で母は75歳になる。
いよいよ後期高齢者の仲間入り・・・とされる。
(後期高齢者というネーミングが いまいち気に入らない)
誕生日何が欲しい? ときいてみた。
別に何にもいらんよ という。
この問答は 毎年毎年繰り返している。
○○が欲しい~ という回答があったことは記憶にあるかぎり ない。
物欲にまみれているので、私ならいつでもすぐ答えられるけれど
(聞かれることがないですが)
母が自己主張をして ○○が欲しい、~したい、~に行きたいなどと言ったことは
本当にない と気づく。
趣味でしていたと思っていた「和裁」も「つまみ絵」も「編み物」も「卓球」も
近所の人に誘われて・・・がきっかけだった。
「自分から」
このキーワードは重要。
今現在 介護を受ける側の方は 世代的にも自己主張をされない人が多いように思う。
大きな時代の流れ、地域や家族のしばり、人それぞれ様々な要素があったやろうけれど。
欲しいものを見つけに行こう。
一緒にあれこれ 見てみよう。
病気が進んできてからの方が、少しずつ 今まで封印していた自我が顔を出している母。
ホント つい最近知った。
母が ピンクが好きなこと。かわいいもの好きなこと。
これから先を 楽しく過ごせるような 何か。
見つけに行ってきます。