車いすで
ここんとこお騒がせしています、母のデイサービス施設見学ですが、
入り口で帰ることもなく、すんなり 終えました。
施設に入る前には、「勉強のために見学に来たから~」などと言いつつ
ケアマネさん(お隣に住んでいて、もともと母と仲良しの顔なじみさんという効果は絶大)と
待ち合わせて、スタッフの方に案内していただきました。
ちょうど、月に二回の音楽療法の時間で
音楽が好きな母は、すぐに流れている曲に合わせて歌を口ずさんでいました。
スタッフの人が話かけて下さるのに にこにこ笑って返事をしながらも
手は、私の指を一本だけ、ぎゅっ~っと握りしめていた。
(相当の緊張と不安が伝わってくる。けど、さすが女優のポーカーフェイス!)
置いてある卓球台を見て、ようやく少し手の力がゆるんだ。
(地域の卓球クラブに5年前ぐらいまで行っていた。)
音楽療法で次々と知っている曲が流れるので
父も一緒になって大きな声で歌い ご機嫌で1時間足らずの見学は終えた。
認知症対応型の通所生活介護なので、かなり症状の重い方が多い。
母はずいぶん軽度やと思えた。
普段の生活も家族3人だけの環境ではあるけれど
昼間は父にかまってもらい、一人ぽつんとなることはほとんどなく、
うるさい娘(私)が帰ってきたら、あきれるぐらいのにぎやかさに
巻き込まれて 笑ってしゃべって 時間がたつ。
今日の見学の様に、ずっと誰かがついて かまってくれていたらいいけれど、
やはり、なかなか それは難しいやろな・・・
父の負担軽減にはなるやろうな。
母は、来てしまったら それなりに合わせて過ごすやろう とは思う。
「どうやった?」ときいたら、
「えっ?今日はどこも行ってないで」との返事。
そうでした。
ハードルはここ。
比較検討する記憶が残っていないこと。
今日の母の様子を基準に、もう少し いろんなところを見て検討が必要と思った。
焦らんとこ。
なるようには なりました。(へへっ)