もみ・・・じ
少し、明るい話。
因果関係がわからないので、単純によろこんでいいのか わからないけれど、
ふと気付くと、母の調子がいい。
水曜日の事故で、体は痛いし、動くのも不自由にはなっている。
のに、精神的にはとても安定してきているよう。
ぶつぶつ文句を口の中で言わなくなっている。
怒ったり不機嫌になったり、にくまれ口も 影を潜めている。
何より、表情が とても柔らかい。
痛いこと、不自由なことが 自分でも目に見えてわかり、
できないことも 具体的で シンプルなのがいいのかな。
母が表現しているのではないけれど、
今までの、なんかまわりにはわかってもらえない自分だけの不満や不安ではなくて
この痛みも不自由さも 原因から一緒に共有しているという 安心感 かな。
すぐに、「ほっとって!」、「偉そうにして!」と言う頑なさに しんどいこともあった。
今は 拍子抜けするほど素直に「できへん」「ありがとう」といった言葉を口にする。
こちらの 今までの関わりを顧みて 大いに反省する機会にもなっている。
心が痛くて しんどくて やりきれない闇の中に
思いがけない 日だまりが 生まれたよう。
ありがたい。
ほんとうに、ありがとうございます。
かけがえのない日々。
大切にしよう。