車いすで
早朝から父は、ゴミ出しに洗濯に いつもの担当業務をテキパキ遂行して
ささっと 出かけて行きました。(今日手術)
母は、起き抜けから 最悪に機嫌が悪い。
よりによって。(というか、やっぱり いつもとはちがう空気に敏感なんやろうなあ)
「朝ごはん」を まるで敵のように 文句ひゃくまんだら。(おばあちゃんがよく言っていた。)
あきらめて しばらく ほっとく。
知らん顔で鼻歌を歌いながら 掃除機をかけだすと、コードのお守にやってきた。(作戦成功)
ご機嫌もよくなっているので 今のうちにと 事務所まで連れだす。
お茶とおやつと、料理の本を2冊。お気に入りのカバンも用意して。
(昔、母が和裁を習っていた時に 私を連れていくのに いつもこんな風に、
お茶とおやつと 絵本2冊をお気に入りのカバンに入れてくれてたな。)
午後からは 一件、訪問する先がある。
近所まで連れて行って 荷物番をしといてもらう作戦。
父からメールが来た。
急に手術が午前中になって、2時間ほどでもう終わったらしい。
部分麻酔やし、歩いて部屋に戻ったらしい。(そんなもんかと 驚く)
怖がりの父がどうやったんかは 全くわからない。
おくびにも出さずに 淡々としたメールで ちょっと笑ってしまう。
無事で やれやれ。安心した。
後は、ホテルSTAY気分で のんびりしてきてもらおう。
こっちは 大丈夫やと伝えた。