ChatGPTとコンサルタント その4:ChatGPT丸写しのコンサル提案書でないかを見極める!
こんにちは。「専門家を使う専門家」のコラムの翻訳者、えりかです。
今回のコラムでは、“コンサルタントの専門性”についてのお話です。
このコラムの大きなポイントは、“自他共に認める専門性がある人材を選ぶ”ということです。
さて、専門家を使う専門家の話が始まります。
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このマイベストプロに参画して、2021年7月から早や3年になります。当時は加盟するか否か、迷っていましたが、株式会社ファーストブランドの河本扶美子社長から「石にかじりついても1年間コラムを書き続けると必ず成果が出ます。」と言う強い押しを頂いて参画しました。今となっては参画して本当に良かったと思います。私の専門性とは何かを振り返って考えることができ、その専門性が個人のブランドとして確立していることの確認ができたこと。そしてブランド価値をお客様企業が認めて頂いていることがわかったことは大変、価値がありました。ここにマイベストプロ関係者の皆様、河本社長様に御礼申し上げます。
その時のインタビュー記事https://mbp-japan.com/hyogo/takarada/interview/
に「先進技術の導入が進んでも社内の適材不足は変わらず、外部人材の活用がさらに増すはず。これからは働く側も企業や組織に依存するだけでは危険です。自分の強みを明確にして専門性を磨き、その能力が必要とされる場所で活躍する時代がすでに始まっています」と私が言っていると書いていただきました。
今、まさにその時代が来ています。
個体差という表現が良いかどうかは別にして、60歳以上の定年組あるいは再雇用組には明らかな個体差が顕著に出ています。それは「専門性のあるかないか」です。専門性があれば人はついてきます。専門性の無い方は残念ながら新しいコミュニティ(新しい職場や初めてのサークルなど)にも馴染めず、ご自身が「老けるのが早くなった。」と言われています。せっかく現役時代にご活躍をされたのに、60歳を過ぎてからこのような状態では寂しい限りですね。
話は代わりますが、「リーダーシップ」とは何か?いろいろな解釈がありますが、元々は戦争時代に言われた言葉であるとある方から教えて頂きました。
「リーダーシップとは、集団を率いて敵と戦える人」、この言葉は重みがあります。集団と言う個々人の集まりをともすれば死ぬかも知れない戦いに引き連れていくことができる人物。何故、彼にみんながついていくかというと、「彼なら、戦いに勝ってくれる。我々は死なないで生き続けられる。」と言う信頼があるからです。このリーダーには個人のブランドが確立されています。
反対に、「彼についていくと必ず死ぬ。」と思われている人物にはブランドはありません。だから彼は集団に対して、「ワン・チームとして」「組織として」などと集団での責任に転嫁するような歯の浮くようなことを日々述べています。彼には何故、皆がついていかないのか。それは彼に「専門性」=「この分野では誰にも負けないと言う自他ともに認める専門性」がないからです。専門性の無い人間はブランド価値がなく、周辺は彼にリーダーシップを期待しないでしょう。
さて、コンサルタントの話になりますが、コンサルタントこそはまさに「専門性」を持ち「ブランド価値」を持たねばなりません。
この分野では誰にも負けないものを持ち、自他ともに評価されてこそ真のコンサルタントです。
このコンサルタントにはコンサルティングを安心して頼めます。
反対に、「当コンサルタント会社は組織で対応します。」同じく「チームでコンサルティングに取り組みます。」と言う会社には本当にコンサルティングを頼んで良いものでしょうか?「組織」「チーム」と言う言葉の響きは良いですが、「個人の責任逃れ」のために言っていないでしょうか?コンサルティングを頼むと言うことは「競争力を強化」するために頼んでいるのであって、「検討するプロセスが大事。」「一生懸命取り組んで、結果は問わない。」などはアマチュアの発想であり、コンサルタントの言い訳に過ぎず、プロのコンサルタントとしては恥ずかしい発言です。専門性があり、自他ともに認めるブランド価値のあるコンサルタントなら、決して組織やチームの話に振ったり、アマチュアのような発言はせず、「自己責任」として命がけでコンサルティングをやり遂げます。貴方はそのようなコンサルタントですよね?
今回のコラムは暑い時期にますます熱くなってきそうな文面であり申し訳ありません。
お詫びに涼しくなる話をお聞きください。
題して
「コンサルタント怪談八物語」
一つ目:聞こえない コンサルタントが自分ばかり喋り、メンバーの言っていることが聞こえなくなる。メンバーも成果が出ないと思い誰も発言しなくなり、しまいにコンサルタントも黙ってしまい、人の声が聞こえなくなりシーンとする。
二つ目:お通夜のごとく コンサルティングの報告会で成果が全くでていないのでメンバーは誰も喋らない。成果未達についてコンサルタントの言い訳がぽつり寂しく語られる。この日は何故かメンバーから、親戚の不幸と言う理由の報告会の欠席が続出する。コンサルタントも最高責任者が突然、欠席する。
三つ目:祟る コンサルティングで物流費のコストダウンの活動があり、コスト理論と言う理屈でコストダウンの要請をされて、それを頑なに拒否した協力会社は取引先見直しと言うことで取引を切られた。しかし、その後、コンサルタントの提示した価格で受けてくれたところがあったが、安全性を確保するというコストは認められていない無理な仕事のため、悲しいかな人災が起こった。これは切られた取引先の祟りなのか。
四つ目:呪う コンサルティングのメンバーがコンサルタントから無茶苦茶な量の分析作業をやらされて過労の為に倒れて、しかも健康を害して退社した。結果として成果が出なくなった。これはメンバーの呪いなのか。
五つ目:消される メンバーが質問してもコンサルタントから、「あなたはどう思うか。」と質問を逆に返され、質問自体を消される。メンバーが「質問に対して質問をすると言うのは明らかにコミュニケーションのルール違反である。」と言ったところ、あくる日に上司から、「今後は会合に出なくてよい。」との通知があり、彼はメンバーから消された。
六つ目:化ける コンサルティングの契約時の当初の目的、狙いが定量成果だったのに、コンサルティングが進むにつれて、いつのまにか意識改革と言う定性的なものに途中で化けている。
七つ目:のりうつる メンバーがコンサルタントに洗脳されて、自分自身をコンサルタントと思い込むようになり、当事者意識がなくなり、コンサルティングの成果を出すという事に責任を感じなくなり、いつのまにか第三者になっている。コンサルタントにのりうつられたのではないか。
八つ目:憑き物 コンサルタントが会合中、突然、キャンキャンと犬のようにメンバーに激しく吠えたてるかと思えば、その会合に発注者の役員が入ってくると急に猫撫で声になる。コンサルタントに動物が憑いたのか。それは都合の良い時に犬猫が代わって憑依している。
如何でしょうか。このような怪談が現実のコンサルティングで起こらないように、コンサルタントの皆様は、繰り返しますが専門性を磨き、個人のブランド価値を高めてください。
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